幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 6月17日 ● 息子のメガネ。

 長男の近視の進み具合が激しくて、去年秋に作ったメガネでは0.3くらいしか見えていないということなので、新しく眼鏡店で作り直してきました。度数はかなり進行していて、すでに裸眼では0.06程度しか見えていないとのこと。新しいメガネは、前より高屈折率レンズにしたにも関わらず一気に分厚くなりました。

 本人は「僕のメガネがクラスで一番度がきつい」とヘラヘラ喜んでいましたが、そんなことは全然自慢ではないのだぞ、と戒めておきました。なにせ、小学校入学時点からメガネをかけ、未だに「どっちが度がきついメガネか勝負」で負けたことのないこの父が言うのですから間違いありません。ド近眼はどこをどう取ってもハンデキャップでしかないからです。

 極度の近視の僕は、裸眼ではとにかくなーんにも見えていません。学校の視力検査では、「これはわかる?」と言われても、視力表を差している棒自体が見えないのですから、なにも答えようもありませんでした。

 お風呂に入るときも、自分の家の浴室はともかく、温泉などへ行った時はメガネなしでは、とても怖くて入れません。10数年前、温泉ブーム以前は混浴の露天風呂もまだ多かったのですが、そんな時でもメガネを外していると、そこにいるのが藤原紀香だろうが、きんさんぎんさんだろうが同じことでした。ただそこに人がいるらしい、それしかわからないのですから。

 極度の近視はスポーツも制限されます。ラグビーやサッカーはメガネをかけたままでは危なくてできませんが、かと言ってメガネを外してしまうと敵も味方もわからないのですから、敵にパスをしたり味方にタックルをかけたり。剣道をやっていた時も、メガネを外していると剣先も良く見えないので、ほとんど心眼で剣を振るう剣豪状態になってしまいます。と言って、メガネをかけていて面の中で曇ったりメガネがずれたりすると、これもまた悲惨です。僕がテニスに没頭するのも、メガネであることをあまり気にせずプレーできる数少ないスポーツだからです。

 息子はまだ5年生ですから、これからも毎年メガネを作り直さなければならないことでしょう。1年生の娘も1.0が見えていませんから、決して楽観できるような状況でありません。その上、我々親の方は、数年先にはシニアグラスの必要が生じてきそうだし、今後も眼鏡店との付き合いは長くなりそうです。

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