とうとう名古屋も梅雨入りしてしまいました。ほぼ平年並みのこの時期に梅雨入りしたことに文句をつけても仕方ないのですが、梅雨入り前からずっとテニスの時に雨に降られていると、せめて週末を外すくらいの気は利かないのか、とついついボヤキたくもなります。

　そもそも天気というものは、自分の力ではどうしようもない事柄の代表のようなものです。いくら心配しようが祈ろうが天気は変えようがありません。だったら、いちいち空を見上げまた天気図を睨んでイライラするよりも「なるようになるさ」と思っていた方がずっと精神衛生に良いと思うのですが、なぜかそうスパッと割り切れないから困ったものです。

　毎週月曜日に週間天気予報を見て「ありゃ、また週末が雨だよ」なんて思ったら、その週ずっと天気を気にしてしまいます。気に病んだところで、結局テニスはやるかやらないか、という二者択一ですから、当日の朝に考えれば良いはずなんですがね。

　中でももっとも悩ましいのがこの梅雨の時期。基本的には天気が悪いということはわかっているのですが、だからと言って必ずいつも雨が降っているわけでもありません。他の時期なら晴れがデフォルトで、たまに雨が降ったら珍しいことだから仕方ないか、と思えるのですが、梅雨時はいつ止むか、またいつ降り出すかと、ついつい空ばかり見てしまいます。この判断にひとつで、週に一度の楽しみが奪われたりしてしまうこともあるからです。

　ところで天気をコントロールする研究って、実際にこの世の中のどこかで行われているんでしょうか？昔の少年向けの未来空想図やSFマンガなどでは、しばしば完全にコントロールされた天候というのが出てきましたが、21世紀を目前にした現時点では、そんな研究の成果のかけらも見当たりません。ま、そんなことしたら自然破壊は進むし地球環境には悪そうだから、誰も積極的に研究していないかも。テニスプレーヤーとしては、ちょっと残念ですけど。

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