幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 5月16日 ● 審判技術の向上は?

 先日の中日ドラゴンズ星野監督、立浪、大西の審判への暴行事件は、一方的に処分されたドラゴンズ側が非難されて終わっています。橘高審判が骨折をしていたことも、さらにドラゴンズ側の立場を悪くしてしまいました。昨日告訴はしないと審判側が発表したので、多分これでこの事件は終息を迎えるということになるのでしょう。

 確かに暴力はいけません。言っちゃ悪いですが、たかが野球です。プレー中のアクシデントで怪我するならともかく、暴力を振るって人に怪我を負わせるほど野球なんて大したモノではありません。

 また人がすることですから当然ミスはつきものです。審判のミスも含めてゲームであると僕も思います。だから審判のジャッジを巡って暴力を振るってしまえば、それは全面的に負けだというのもわかります。

 ただ、だからと言って審判が誤審をしていいということではありません。審判もプロである以上は、完璧を目指すべきであり、ミスをしたら真摯に反省すべきだし、またそれだけのプライドを持つべきでしょう。ところが現実の日本のプロ野球では、あまりにも審判の下手さが目につき過ぎます。

 ドラゴンズ側の暴力で、あのジャッジについてお咎めナシ状態になっているようですが、テレビで見る限りあれはコース高さともに外れている完全なボールです。また立浪が自信たっぷりに見送り、その後あれだけ激烈に抗議したことからも、僕はボールであったろうと判断します。

 もちろん、それでも審判がストライクと言った以上それはストライクです。抗議など無駄だし、いわんや暴行を働いていいわけでは決してないのですが、それにしてもあまりにも審判のミスジャッジが多すぎることが事件の背景にあることは間違いありません。審判団も文句を言うばかりではなく、もっと素直に反省すべきではないでしょうか?

 去年も巨人優位のジャッジを何回も連発して、世間からも非難されているセ・リーグ審判員。試合を混乱させずにきちんと運営することも大事な審判の仕事のはずです。日頃から信頼のおけるジャッジをしていれば、あんな騒ぎにはなりません。選手監督コーチが審判の技術を信頼していないからこそ、ちょっとしたミスでも激しい抗議をされてしまうのです。

 決して暴力事件を擁護するつもりはありません。ただ、そればかりに目がいって、審判のミスジャッジを無反省に見過ごすこともまたおかしな話だと思います。

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