幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 3月20日 ● 野村阪神は「100円ショップ」。

 名古屋近郊どこへ行っても目につくのが100円ショップ。どんなものでも一律100円というわかりやすさとお買い得感は名古屋人の感性にぴったりです。もっとも、最近は名古屋だけではなく全国津々浦々に100円ショップは浸透しているということですから、単に不景気で実用的な品に人気が集まっているというだけなのかも知れません。

 ところでプロ野球界の100円ショップと思われるのが野村阪神。実用的な安い選手を集めて上手に利用しています。与田や大豊といった昔は中日の主力だった選手が縦縞のユニフォームを着て頑張っている姿を見ると、やはりホッとするし嬉しくなります。

 一時の単なる流行かと思われたリストラがすっかり企業では定着してしまって、有効なリストラ策を打ち出すと株価が上がるというイヤな世の中になりました。そんな時に、プロ野球のリストラ組を集めて有効活用している野村監督は、100円ショップでも品揃え次第では商売になるんだ、と言っているようです。知恵を絞って苦しい経営を何とかしようと努力している中小企業のオーナー社長のようで、どこか頼もしさと親しみを感じさせます。息子を猫かわいがりしているところも、中小企業っぽいですけど。

 対照的に古くからのノレンを誇る老舗百貨店が、人材に恵まれた長嶋巨人。こちらは相変わらず有名ブランドを豊富に揃えているのに、うまくそれが機能せずに売り上げが落ち込むばかり。人が良いばかりのボンボン社長では、いつか倒産してしまうかも知れません。

 もっとも100円ショップだって、そこそこの売り上げはあっても、それで天下を取れるほどの利益が上がるとも思えません。今年も阪神は楽しませてくれるだけで終わるんでしょうね。優勝は去年に続き小回りの利くスーパーストアの中日、というのはファンの贔屓目でしょうか。

 
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