インターネット上のみの予約ということで、開始1分でシステムダウンして、余計に大騒ぎとなったプレステ2。僕も翌々日には無事予約ができましたが、届くのは一週間遅れの11日ということになってしまいました。もっともかつてゼビウス時代には名古屋・栄のゲーム場でその名を馳せた（？）ゲーマーの僕も、今やすっかりただのオジサンになってしまったので、気長に届くのを待つことにしますが。

　待つ時間の退屈しのぎに、久しぶりにゲーム雑誌なんか買ってみました。当然誌面はプレステ2特集で埋まっています。丹念にハード及びソフトの情報を読んでみましたが、僕の大好きなRPGやSLGはいまいちですね。関ヶ原の合戦を舞台にした光栄のSLGもNHK大河ドラマを当て込んだとしか思えないし。強いて言えば「A列車でいこう6」に興味を惹かれました。A3、A4はパソコンで遊びましたから、A6も楽しめるような気はします。もともとアートディンクのゲームは好きですし。

　後はやっぱり「リッジレーサー5」ですかね。新しいハードが出るときは、とりあえずレース。昔からのお決まりですから。レビューを読んでいる限りは、かなり期待ができそうな予感。もっとも、個人的にはこの手のゲームは昔からすぐに飽きてしまうんですよね。最初だけかなぁ、多分。

　ところでプレステ2の大狂騒の陰で、こっそりWindows2000が発売されました。Windows95や98の時と同様に、18日の午前0時から全国各地でイベントとともに発売されたらしいのですが、なにせ世の中はプレステ2で大騒ぎしていましたから、見事に無視されてしまいました。もともとNTの後継OSとして喧伝され、一般ユーザーには関係ないと言われていたものですから、急にこちらを向かれてもみんな対応に困ってしまったというところでしょう。挙げ句にプレステ2ともろにバッティングですから、マーケティングの上手さでここまでのし上がってきたマイクロソフトにしては下手な商売のやり方です。さしものビル・ゲイツの神通力も衰えてしまったのでしょうか。

　一気にのし上がってきたソニーと、頭打ち感の強いマイクロソフトの勢いの差がそのまま象徴的にあらわれてしまった今回の一件、改めてソニーブランドの強さを感じさせられました。ナイキやコカコーラ、メルセデスベンツらと並ぶ世界的な定番ブランドとして知られているソニーですが、将来性まで加味すると、もしかしたらブランドとしては今や世界一かも知れません。そりゃ株価も上がるわけですねぇ。

　

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