- 【アルバム名】
- TAKE IT FROM ME (IMPULSE)
- 【リーダー名】
- TERRY GIBBS (1964/1/16)
- 【パーソネル】
- TERRY GIBBS (vib) KENNY BURRELL (g) SAM JONES (b) LOUIS HAYES (ds)
- 【収 録 曲】
- TAKE IT FROM ME / EL FATSO / OGE / PAULINE'S PLACE / 8 LBS.,10 OZS. /
- GEE,DAD,IT'S A DEAGAN / ALL THE THINGS YOU ARE / HONEYSUCKLE ROSE
- 【内 容】
- 今年の流行語大賞が発表されました。え?何ぃ?ブッチホン?私は当然、たまら
んっ(ち)♪が選ばれるものだとばかり思っていましたので、唖然としたあと、茫然と
し、騒然となったあと、一日一善。しかし、いったい何なんですか?ブッチホンって。
最初、ぱっと見たときには「ブッシュホン」かと思いまして、アメリカのブッシュ元大
統領が「テレホン人生相談」でも始めたのかと思いました。
- 「あのぉ、同居している息子夫婦のことでご相談したいんですけどぉ。」
- 「ほわっと?」
- 「息子の嫁というのが、これがまあ、お盛んでぇ。夜だけならまだしも、んまー、
昼間っから・・・」
- 「おー!あい・どんと・あんだすたんど・じゃぱにーず!」
- んな奴、アドバイザーにするなって!で、ブッチホンというのは何かというと、小
渕首相が大変なヘンタイで、誰かれかわまずイタズラ電話をかけまくることから生まれ
た言葉らしいです。かく言う私も被害者の一人でありまして、電話をとったら、いきな
り
- 「もし、もーし。小渕恵三でございます。パンツの色は何色?」
- 「えっとぉ、女子高生が穿いているのはモチロン“白”に限るんだけどぉ、今、ワ
タシが穿いているのは〜、茄子紺のトランクスでぇ・・・」
- と、こと細かく説明しようとしたら、ブチッと切られました。向こうから切るくら
いなら質問しなければイイのにぃ。。。と思ってしまいましたが、突然ブチッと切られ
るから「ブッチホン」なのかも知れませんね。ところで私は世間に疎いもんだからよく
知らないんですが、こんなのホントに流行ったの?
-  
- ではここで流行語大賞について説明してみましょう。これは「現代用語の基礎知
識」という、年末になると本屋に並ぶ分厚い本の出版社が選ぶもので、正しくは「日本
新語・流行語大賞」と言います。設立の趣旨は
-  
- 一年の間に発生したさまざまな「ことば」の中で、軽妙に世相を衝いた表現とニュ
アンスをもって、広く大衆の目、口、耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、そ
の新語・流行語の発生により深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するものです。
-  
- ということであります。その趣旨はワカランのでもないのですが、毎年、何故こん
なのが?というコトバが選ばれるのが常でありまして、これはおそらく選考委員のセン
スに多大なる問題があるのではないかと。誰が選んでいるのかと思ったら、こんなメン
バーでございました。ちょっと古い資料しかないんですが、
-  
- 〔1984年(第1回)〜1987年(第4回)〕
- 扇谷 正造(評論家:審査委員長):草柳大蔵(評論家)/サトウ・サンペイ(マンガ家
)/稲垣吉彦(評論家)/高橋章子(エッセイスト)/亀井肇(「現代用語の基礎知識」 編集長
)
-  
- 〔1997年(第14回)〕
- 草柳大蔵(評論家:審査委員長)/高橋章子(エッセイスト)/稲垣吉彦(評論家)/神
津カンナ/清水均(「現代用語の基礎知識」編集長)
-  
- 私が思うに、流行語大賞のセンスのなさは、第1回から選考委員に名を連ねている
稲垣吉彦という評論家に問題があるのではないかと。だって、塩サバ2号の本名と1文
字違いなんだモン♪
-  
- えーと、今年は他に松坂クンの「リベンジ」も選ばれておりましたな。これはま
あ確かに、そこそこは流行りました。近所のパチンコ屋の看板にもデカデカと「リベン
ジ」と書かれておりました。「取られた分は取り返す!」という意味なんでしょうが、
これでは前に取られちゃったことを世間に周知しているようなもので、あ、ここのパチ
ンコ屋は出ないんだな。ぢゃ、パチンコ「デル」にしよう!ということになり、逆効果
ではないかと他人事ながらちょっと心配になります。いや、名古屋にあるんですけどね
、パチンコ「デル」。本当に出るのかどうか知りませんが。ちなみに私はこの手の流行
語を使うのはあまり好きではなく、塩通でもこの「リベンジ」は「利便児って、そんな
麒麟児の親戚みたいなものじゃなくってですね。」というネタで1回使ったことがある
だけだと記憶しております。
-  
- ではここで過去の流行語大賞に目を転じてみると、去年が「だっちゅ〜の」「凡
人、軍人、変人」「ハマの大魔人」。おお、ありましたな、だっちゅ〜の。
- 「あ〜ん、腹壁の弱い部分から腹膜をかぶったまま腸などの腹部内臓が抜け出ちゃ
ったぁ。。。」
- 「それは脱腸だっちゅ〜に!」
- とか。言ってないで、病院連れてけよ!って感じですけどね。で、その前年の結果
を、とあるサイトから無断で転載すると
-  
- 『失楽園』
- 作家:渡辺淳一(わたなべ・じゅんいち)さん/女優:黒木瞳(くろき・ひとみ)
さん
- 『たまごっち』
- (株)バンダイ:真板亜紀(まいた・あき)さん
- 『マイブーム』
- 漫画家:みうらじゅん(みうら・じゅん)さん
-  
- という結果だったようです。なんでもいいけど、わざわざ「みうらじゅん」に振り
仮名つけることもなかろうに。「みうらじ・ゅん」と勘違いする人がいるかもしれない
という配慮なんですかね?で、96年はというと
-  
- 『自分で自分をほめたい』
- マラソンランナー:有森祐子(ありもり・ゆうこ)さん
-  
- が大賞に選ばれております。この年はもうひとつ流行語大賞の有力な候補がござい
まして、それは
-  
- 『自分で自分をホメイニ』
- イランの最高指導者:ホメイニ(ほめいに)さん
-  
- というものだったんですが、「今ひとつよくわからん!」という評論家・稲垣吉彦
氏の反対により選から漏れたそうです。もしそのことを根に持ってイラン軍が日本に攻
めてきたとしたら、お前のせいだぞ、稲垣吉彦!
-  
- では最後に、極めてありがちな企画として「 '99 塩通流行語大賞」というの
を決めてみたいと思います。
-  
- 『たまらんっ(ち)♪』@さみを様
- 『マイ・ピン子』@おこめ師匠
- 『好き素股』@クリちゃん(?)
-  
- 以上がベスト3。あと、補欠として『らりらり〜♪』『○○プレイ』『棒陰具』あ
たりでしょうか。このラインアップを見れば「流行語大賞に選ばれた時点で、そのコト
バは死んでいる。」ということが実感できると思います。来年こそ、新しいネタを考え
ようねっ♪ということで本日の前半部分はおしまい。ぢゃ、らりらり〜♪
-  
- @ さ、テリー・ギブスです。この、スキーでコケて足の骨を折ったよーな名前
のおっさんに関しては、昆布クンが「ヴァイブ論」でなにやら書いておりましたな。ち
ょっと見てみましょうか。
-  
- ◆ヴァイブにおける三大テーゼ
-  
- テーゼ1:ヴァイブは硬く、太く
- テーゼ2:ヴァイブのモーターは使いよう
- テーゼ3:ヴァイブで盛り上がるとウメキ声が出ちゃう
-  
- (略)テーゼ1に関して、「硬質&骨太」にもっともよく当てはまるのは、テリー
・ギブスでしょうね。わたしの一番好きなヴァイブ奏者ではあるし、トップにもってこ
ないと申し訳が立たないので、とりあえずそういうことで話を進めます。代表作という
とやっぱり、ケニー・バレル入りの人気盤『テイク・イット・フロム・ミー』(IMPLUS
E) になるのかなあ。これは大名盤なので、塩サバらしくもうちょっとひねったものを
紹介しましょう。
-  
- あ、アカンやん!なんのひねりもなく『テイク・イット・フロム・ミー』を紹介し
ようとしとるやん!ただでさえ、この前のオフ会以来、昆布くんと連絡がとれなくなっ
て「コビーの悲劇」が懸念されているというのに、これでまた嫌われちゃうのぉ。。。
でも、
-  
- で、テリー・ギブス、ちょっと気になったので現在レコード店に何があるか見て
みたんですが、もの自体がほとんどありませんね。『テイク・イット・フロム・ミー』
と、あと最近のバディ・デフランコとのやつくらい。だからといっていまさら超有名盤
『テイク〜』の紹介に鞍替えするのも業腹だし、どのアルバムもひとしなみに品薄なら
ば逆に気をつかう必要もないので、予告通り前回挙げたアルバムについて書きます。
-  
- ということなので、他のアルバムはコビーにおまかせするとして、こっちでは超有
名盤『テイク〜』を紹介しておきましょう。と思ったら、残りスペースがほとんどあり
ませんな。前半部分が長すぎたか?ということで、アルバム解説に関しては、さらっと
流しておきましょう。まず編成。ピアノレスでギター入りのカルテットとなっておりま
す。ギターならやっぱりキダ・タローやん!というナニワのファンは多いと思いますが
、ここは毛にバレルで我慢してねっ♪あと、ピアノレスですな。
- ピアノレスよりトップレスのほうがエエやん!というおぢさんは多いと思いますが
、ここはラン・パブで我慢してねっ♪ちゃんと上着を脱ぐよう、ルイス・ヘイ子ちゃん
あたりに言い含めておきますので。あ、サム・ジョーン子ちゃんのほうがタイプぅ?で
、このような室内楽的な編成のためか、演奏のほうはこじんまりとまとまっております
。ギブスのオリジナルを中心に、最後をスタンダードで締めるという構成なんですが、
このギブちゃんオリジナルがなかなかイイんですよね。では1曲目から聞いてみましょ
う。
-  
- TAKE IT FROM ME:悪くないです。
- EL FATSO:いい感じです。
- OGE:とってもいいです。
- PAULINE'S PLACE:なかなかです。
- 8 LBS.,10 OZS.:まずまずです。
- GEE,DAD,IT'S A DEAGAN:そこそこです。
-  
- いま会社だからサダカではありませんが、つたない記憶をたどってみると、だいた
いこんな感じだったのではなかろうかと。1曲だけギブちゃんのオリジナルでないのが
あるんですが、どれだったか忘れました。おそらく4、5、6曲目のうちのどれかでし
ょう。ギブちゃんオリジナルの中では「オヂ」というのがイイですな。もう、オヂサマ
ったらサイコー♪だてに経験をつんではおりませんな。始まった瞬間、私がヴァイブに
求めていたのはまさしくこの世界なのぉ♪と思っちゃいました。そこはかとない哀感と
伊予柑とポンカン。甘酸っぱい初恋の味ねっ♪あと2曲。「オール・ザ・シングス・ユ
ー・アー」はギターとヴァイブの絡みが聴きものです。3/4拍子のリズムが新鮮です
な。ラストの「ハニーサックル・ローズ」はキュートな演奏。
-  
- ・花井さぐる、ズロース
-  
- > もぉ、花井クンったらぁ♪
-  
- ということで、今日はおしまい。
-
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