【アルバム名】
THE KICKER (BLUE NOTE)
【リーダー名】
BOBBY HUTCHERSON (1963/12/29)
【パーソネル】
JOE HENDERSON (ts) BOBBY HUTCHERSON (vib) DUKE PEARSON (p)
BOB CRANSHAW (b) AL HAREWOOD (ds) GRANT GREEN (g)
【収 録 曲】
IF EVER I WOULD LEAVE YOU / MIRRORS / FOR DUKE P. / THE KICKER /
STEP LIGHTLY / BEDOUIN
【内   容】
 みんな、俳句王の投票は終わったかな?集まり具合がさっぱりだねっ。特にオフ 会参加の皆様の反応が極めて希薄でございまして、新たなる「悲劇」の気配がひしひし と感じられる今日この頃。なかではエロ系と蔑まれながらも律義に(3/3)まで投票 してくださった鰈技師には頭が下がる思いなんですが、その鰈サマからこんなご指摘が 。
 
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俳句の投票はなかなか集まりが悪いようでありますが、思うに俳句のノミネート作 品が何処にあるのか探し難いのもその原因では無いでしょうか?フロントページにリン クを張って投票を呼びかけるのもひとつの手だと思います。しかしコゾクラさまのコメ ントはすごかったですな。なんですか
「唇が彼女の恥蜜を求めて花園にたどり着いた時」
って。コゾクラさま夕刊紙の連載小説の読みすぎということはないでしょうか?
 
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そうだよね。絶対、夕刊紙の連載小説の読みすぎだよね。うちは女子中高生を対象 にした健全系@貞操純潔サイトだから、こういうこと書かれると困っちゃうのよねぇ。 。。それはそうと「ノミネート作品が何処にあるのか探し難い」というのは確かにそう かも知れないので、無駄な努力かとは思いますが、いちおう掲載場所を書いておきます 。
 
  /novel/novel52.html
  /novel/novel53.html
/novel/novel54.html
 
きりがないから平成11年11月30日をもって締め切りと致します。もしこれ以 上投票がこなかった場合、「俳句王」の認定はかなり厳しいものになると思われます。 「エロ俳句王」も宙に浮いちゃいますな。おコメダ師匠から頂いた「ラス・メイヤーズ なんとか」と「オースマン・コヤーテ」は僕のものだねっ♪いや、個人的には藤本卓也 だか矢吹健だかのほうが欲しかったんですが。師匠にはたいへん申し訳ないんですが、 つまんないんだよねー「ラス・メイヤーズなんたら」。写真集付きCDケースのほうだ け貰って、CDのほうは鰈さんにあげちゃいましょうかね?大須満湖やて(←関西人つ ぶやく@中国・大須満湖にて)のほうはまだ聴けました。1曲目など、ちょっぴりミル トン・ナシメントに似ておりますな。太田クン好みのギタリスト、カバ・カンテのプレ イもなかなかねっ♪ということで、本日のテーマは「カバとサバ」。これでお届けしよ うと思います。どっちも2文字で、後ろに「ば」が付くしぃ。こんなテーマで書かねば ならぬほどネタに貧窮していることをお察しくださいね。では「カバ|サバ」をキーワ ードにサイト検索してみましょう。
 
(アルバム名) BLUES IN THE NIGHT (BLUE NOTE) (リーダー名) SONNY CLARK (1958/ 12/7)
...純サカナ:
 
いきなりソニー・クラークがヒットしましたな。これはもう塩通に違いないわけで すが、それにしても「純サカナ」とはなんでしょうね?で、中身を見てみると
 
> こんにちわ。Ecaroh(旧名)です。俳号ですが、とりあえず「アーネット昆布」 にしようかと思います。
> 厳密には魚ではありませんが、塩サバ物産(有)取扱い海産物ということで認可 いただければと思います。
 
と、これは懐かしや、昆布青年初登場の巻ですな。
 
  ・布袋 安藤藻類研究所を訪問する
 
という「ボディ・アンド・ソウル」の曲名俳句の話も出ております。この作品があ ったもんだから、今度の句会では苦労したんですよね。苦労したあげく、「掘っていい ?あ〜ん、どうぞ♪」という昆布くんとまったく同じフレーズになってしまい、とんだ 恥さらしでした。ちなみに「純サカナ」というのは水産系の俳号をサザエさん一家と比 較した結果云々、という論調のもとに語られたフレーズのようです。で、他のサイトは というと・・・。
 
> なお..Venderの取材にあたって頂けるレポーターの方も募集中です
> 作者がカバー出来るサーバーが少なかったり...(^^;<情けない>
 
私が見たかったのはこんなものではないっ!カバ、サバでカバーとサーバーも拾っ ちゃうのが“Infoseek”の悪いところですな。検索結果でこのサイトの下のほうにある
 
> 群馬県医師会報原稿 ホ-ムペ-ジ(HP)開設!
> 太田市医師会−医療情報委員会 永田 清、松本 茂、堀越健太郎
 
というのも、いかにもカバ好みな太田市という地名が出てくるところが秀逸ではあ りますが、やっぱり「カバーとサーバー」でありました。カタカナにしたのがまずかっ たですな。反省して今度はキーワードを「鯖|河馬」にしたところ、一番最初にこんな サイトがヒットしました。
 
> writing/salonで旗揚げされた「第七句会」
> 第1回から10回までは writing/poem に間借りする形で行われた。
> 作者については俳号一覧をご覧下さい。
 
いきなり「句会」とは、なにやら運命的なものを感じさせますな。で、どこが「鯖 」かと思ったら
 
第1回 【花】
・黒靴に吹き寄る花や郵便夫(鯖男)
 
俳号、鯖男!しかもこの鯖男くん、なかなか俳句のセンスにも秀でたものがござい ますな。他にはどんな句を詠んでるんでしょうね?
 
・糞粘しニャンコ先生消え給ふ(鯖男)
・焼き芋を赤旗で包んでくれた(鯖男)
・春の昼第二走者が沼へ行く(鯖男)
・ダイエーと駅の間に空ありぬ(鯖男)
・梅雨闇にメキシコ人は迷ふかな(鯖男)
 
本日の結論:しょせんは鯖男!
 
いまひとつよくわからんぞ、サバ男!
 
 @ さ、ボビハチです。勤労感謝の日に、曇り空のなかを近鉄電車に乗って、名 古屋までテテモンを仕入れに行ってまいりました。まず最初に名駅の近鉄百貨店にある タワーレコードを覗いたんですが、テテモン1枚しかなくってぇ。。。そのかわり、ボ ビハチのBN発掘モノらしきCDがあったのでそれを買ってまいりました。もう1件、 名鉄メルサにあるヤマギワを覗いてみると、カオルちゃんが掲示板に書いていた『ピア ノ・フォー・ヌリア』と『ブルース・フォー・リネ』があったので、この2枚を購入し て今回の買い出しは無事に目的を達成したわけなんですが、この店のジャズコーナーに 女子高生らしき2人連れがおりまして。「なにか新ジャンルを開拓しないとぉ。」など と話している声が聞こえてまいります。ふと気になって様子を窺ってみると、ビル・エ バンスのCDを手にとったりしております。おそらく「はぢめてのぢゃづ」を読んでぢ ゃづに目覚めちゃったのではないか?と思われるのですが、今度は「日本人はー?」と いう声と共に“日本人ぢゃづ”のコーナーへと移動していきました。しばらくして「き ゃー、これ、チョーかわいい♪」という嬌声が。「ポンタ・ボックス」でも見つけたの か?と思いましたが、女子高生にはまったく興味がない僕はテテモン2枚とパット・マ ルティーノのCDを買って帰りました。おしまい。
 
 さ、ボビハチのBN発掘モノらしきCDです。名前を『ザ・菊花』といいます。 メンバーがなかなかよくって、ジョー・ヘンのテナーに、ピアノがデューク・ピアソン 。B面の3曲にはグラント栗委員が加わります。このメンバーでピンとくるのが栗委員 の『アイドル木綿豆腐』。あのセッションの残り物ではないかと思って録音年月日を調 べてみると、これは「木綿豆腐」の約1月半後のセッションですな。ベースのボブ・ク ランショウ、ドラムスのアル・ヘアウッドまで同じですんで、おそらく「木綿豆腐」の デキがよかったので、今度は「絹ごし」にしてみようね♪というアルフレッド・ライオ ンの考えのもと、吹き込まれた1枚ではないかと。が、似通った感じのセッションにな ったので、発売は見送られたと。うん、我ながら見事な推理!恐らく原文ライナーにも そのような経緯が書かれていることでしょう。んなわけで、では1曲目。「イフ・エバ ー・アイ・ウッド・リーブ・ユー」。A面の3曲は栗委員抜きなんですが、この曲のテ ーマはボビハチ抜きのカルテットで演奏されます。ジョーヘンというより、モブレイあ たりが好きそうな歌モノですな。いや、この曲、どこかで聴いたことがありますな。ド ーハムの『鰻鱒』にCDおまけ曲として入っておりませんでしたっけ?で、調べてみる と、果たしてちゃんと入っておりました。
僕ってばテテモンには疎いけど、ブルーノートにはちょっぴり詳しいのぉ♪で、『 鰻鱒』にはジョーヘンも参加しているわけですが、そのセッションでこの曲を気に入っ たジョーヘンのオフャーで、あ、名古屋弁になっちゃいました。この曲を気に入ったジ ョーヘンのオファーで採用されたのではないかと。ちなみに『ウナ・マス』の吹き込み が63年4月だから、実につじつまが合うわけです。聴き比べてみると、このボビハチ 版のほうがちょっとだけテンポが速いですね。鰻鱒版はドーハムをフィーチャーした演 奏になっておりましたが、ここではジョーヘンが大いに活躍しております。わりとオー ソドックスな吹きっぷりですな。ちなみにソロパートになるとボビハチも登場しており ます。全体的にリラックスしたムードの演奏でございます。
 
 2曲目はジョー・チェンバースの曲だじょー。タイトルは「ミラーズ」だじょー 。これもどっかで聴いたことありますな。ボビハチの『ダイアローグ』?それともアン ドリュー・ヒルの『ブラック・ファイア』だっけ?と思って調べてみたら両方ともハズ レで、正解はフレディ・ハバードの『無礼キング・ポイント』でありました。いかにも ジョー・チェンらしい新主流派風の暗いバラードはボビハチの音楽性によくマッチして おります。リリシズムがたまんないのぉ♪続く「フォー・デューク・P」はボビハチの オリジナルで、タイトルはもちろんデューク・パッケマラードのことでしょう。って、 誰なんだよ?ぱっけまらーど。マイ・ピン子のコーナーに『ピアスン歌謡全集』という 原稿があることからもわかるように、ピアソンの音楽性は日本の歌謡曲に原点があるわ けなんですが、この「フォー・デューク・P」という曲もずいぶんと歌謡曲っぽいです な。ソロはボビ・ハチ、ジョー・ヘン、ピアソンの順で、ミディアム・ファーストの快 適な演奏が繰り広げられます。特にジョー・ヘンの歌いっぷりは本アルバム随一のデキ といえるでしょう。
 
 B面の栗委員入りセッションは、そのジョー・ヘンの代表作「ザ・蹴り人」で幕 を開けます。「ける癖のある馬」という意味もあるようですけどね、“KICKER” 。「馬とマル秘ショー」の時には要注意です。ヴァイブとテナーのユニゾンでテーマが 演奏され、各人のソロ廻しとなるわけですが、全体的に裸婦なムードが、あ〜ん、もろ 出しぃ〜♪違います。全体的にラフなムードがございますな。続く「ステップ・ライト リー」もジョー・ヘンの曲。これはブルー・ミッチェルのアルバム・タイトルにもなっ ておりましたね。14分を越える長尺演奏で、ちょっぴり「アイドル・モーメンツ」を 思わせるレイジーなムードがございますが、いかんせんちょっぴりダレ気味。さっさと 次へいっちゃいましょう。ラストの「ベドウイン」はピアソンの曲。これはグラント・ グリーンの『股ドール』というアルバムに入ってた曲ですね。いかにもピアソンらしい 通俗的なメロディが涙を誘います。以上、後半の曲解説もちょっぴりダレ気味。いいん だ。どうせ掲示板のカキコも閑古ってるしぃ。。。ということで、今週はおしまい。週 末から軽井沢へ行くので更新はテキトーです。
 
んぢゃ。


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