【アルバム名】
TRIBUTE TO CLIFFORD BROWN (ARGO)
【リーダー名】
LEM WINCHESTER (1958/10/8)
【パーソネル】
LEM WINCHESTER (vib) RAMSEY LEWIS (p) ELDEE YOUNG (b) RED HOLT (ds)
【収 録 曲】
JORDU / ONCE IN A WHILE / JOY SPRING / A MESSAGE FROM BOYSIE /
WHERE IT IS / IT COULD HAPPEN TO YOU / EASY TO LOVE
【内   容】
 さ、レム・ウインチェスターですな。どうした?ついに前半部分のネタが切れた か?と訝しんでおられる諸君。私はココロを入れかえました。どうしてジャズのページ なのにジャズとぜんぜん関係ない話が全体の3分の2を占めているんだ?もっとまじめ にやろうよ!という、枕元に立った大日如来のお導きに従い、不健全で下仁田だった前 世を悔い、反省し、先生!オレ明日から学校へ行くよ!と東シナの海に向かって誓った 吸収痴呆のあ〜んホゲホゲぇ♪違います。九州地方の投稿拒否児童のように、先生!オ レ「投稿写真」に“女子高生の逆さ撮り写真”投稿するのヤメるよ!って、勝手にヤメ ればいいんと思うんですが、九州地方の登校拒否児童のようにココロを入れかえて、今 日から真面目に生きていこうと思います。ジャズと関係ない話は全体の2分の1まで。 こういう方針でいこうと思っておるわけですが、しかしなんですな。“逆さ撮り写真” って、あんなもの何が面白いんでしょうね。パンツというのもは「全体像の中の一部」 として見てこそ価値があるものでございまして、パンツだけをあんなに大写しにしては いけません。しかも、スカートの中にこっそりカメラをレンズを向けたりしてぇ。そん なことして女子高生が「きゃっ!」とか「いや〜ん♪」とか言うか?元来、スカートめ くりというものは、パンツを見たいという欲望が3割程度はあろうかとは思いますが、 「きゃっ!」とか「いや〜ん♪」とかいう嬌声を聞くところに意義があるわけでありま して、こっそり気付かれないようにパンツの写真を撮るなど、変質者のやることとしか 思えません。逆さ撮りフェチの猛省を求める次第でありますが、さて、今日は「サイバ ラ」です。いや、俳句王の投票に付随して、エロ鰈技師からこんなメールが届いており まして。
 
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一号さま今晩は。鰈です。
 
レッツ・プレイステーションで、あのサイバラ大先生のかかわったソフトが登場す るとは思っていませんでしたねー。私彼女の作品が結構好きでありまして、ヤングサン デーに連載していた「ちくろ幼稚園」から連載雑誌を潰しまくっている「鳥頭紀行」ま で、ギャンブル系の作品を除いて、よく読んでおります。ゲームの方もなかなかチープ な作りであったようで、実にサイバラ大先生らしくてよろしいですなぁ。
 
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ふむふむ。むふむふ、うふふうふふ、えへへぐへへ、でへへぇ〜♪って、言うてる 場合ぢゃないです。そういえば鰈技師、いつぞやのオフ会のときに「はぢめての“塩通 ”体験♪」として
 
  サイバラ→なりゆきわかこ→塩通
 
という、極めて特殊なルートでここに至った、というような話をしておられたよう な。そういうことが可能なんでしょうかね?その謎を検証すべく、ちょっとサイバラ先 生の公式サイトにアクセスしてみましょう。プレステのコーナーで紹介している『たぬ きの皮算用』という麻雀ゲームにもURLが書いてございます。
 
   http://www.jah.ne.jp/~aiai/riezo/
 
「あいあい・りえぞお」ですな。ええと、どれどれ・・・あ、出ました。『鳥頭の 城』ですな。
 
1997年11月1日から数えて1025265番目のお・好・き・な・方
 
だそうです。あ〜ん、100万アクセス・オーバー。塩通ってば、ちょっぴり負け てるのぉ。。。でも、"1025265" の最初の"1"を"0"に変えたらイイ勝負ぅ?で、ここか ら「なりゆきわかこ先生」に至るとしたら、おそらくは「リンク集」でしょうな。えー と、漫画家サイト。「須藤真澄・おさんぽ大王」「はなつみかおりのページ」「も吉の 物置部屋」「みつえ天国」・・・。ないですなー。この中で「なり先生」にたどりつけ そうなトコロといえば青木光恵センセの「みつえ天国」ですかね。その昔、琵琶湖温泉 ・紅葉パラダイスというのがございまして、しきりにテレビで「ハダカぁ、天国ぅ♪」 というコマーシャルをやっておりました。ハダカで天国でパラダイスぅ?けしからんっ !
当時、純情ボーイだったボクは激しい憤りを覚え、オトナになったら琵琶湖温泉へ 行こう!と心に決めていたのですが、いざオトナになってみたら「紅葉パラダイス」は 潰れておりました。けしからんっ!そんな少年時代の切ない思いを胸に「みつえ天国」 にアクセス。ここでもリンクをたどってみましたが、うーん、なりゆき先生はありませ んなー。えーと、どれどれ。なになに?
 
「森伸之Homepage制服図鑑通信局」:制服と言えばこのお方!!のホームページ
「SWEET CHERRY」:アシスタント藍ちゃんの制服系サイトです。アンミラ中心って 感じかな?巨乳の女の子満載です。ふふふ。
 
「ふふふ」だぁ?さて、ここにきてワタクシは突然忙しくなってまいりました。「 塩通に至る道」などを検討しておる場合ではございません。ということで、ぢゃ、股ね 〜♪
 
 @ はい、レム・ウィンチェスターです。「悲劇のヴァイブ奏者」などと呼ばれ ております。「ヒデキのヴァイブ奏者」ではございません。「ひじきのヴァイブ奏者」 ともちょっと違います。イイですなぁ、悲劇のヴァイブ奏者。「ヴァイブ」と「悲劇」 というのがぜんぜん結びつかないトコロがいいです。「歓喜のヴァイブ奏者」だったり すると新鮮味もへったくれもないわけでございますが、悲劇のヴァイブ奏者。いったい 何があったのぉ?という好奇心を激しく掻き立てますよね。で、何があったのかという と、ロシアンルーレットで死んじゃったんだそうで。それで思い出したんですが、むか し見たスケベ・ビデオのタイトルに「ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット」というのがあ りました。どういう内容かと言うとロシア人のねえちゃんが出てきて、ただ脱ぐだけな んですけどね。この程度の内容でロ・ロ・ロ・ロシアンルーレットなどと吃るんぢゃな いっ!と文句のひとつもいいたくなりましたが、ロシアのおねえちゃんというのは割と 日本人に似てて、悪くないですな。少なくともヤンキー娘よりは私のタイプなのであり ますが、そもそも人はなぜ「ロシアン・ルーレット」なるものに講じるのか。あれはま あ、一種の「度胸試し」のようなものですよね。言うなれば「オトナの根性焼き」のよ うなものですな。その「オト根」で命を落としちゃったのがレム・ウインチェスターで ありまして、ま、悲劇と言えば悲劇ですが、そんなもん、やるほうが悪いという言い方 も出来ます。
 
 で、ヴァイブ奏者としてのレム・ウインチェスターはと言えば、ミルト・ジャク ソンとボビー・ハッチャーソンの橋渡し的な存在でありますな。プレスティッジに何枚 かのリーダー作がありますが、今回紹介するアーゴ盤はそれに先立つ初リーダー作でご ざいます。正式名称『パフォーム・ア・トリビュート・トゥ・クリフォード・ブラウン 』。ジャケットに「レム・ウインチェスター・アンド・ザ・ラムゼイ・ルイス・トリオ 」と書いてあるようにラムゼイ・ルイスのトリオをバックにしたカルテット編成なんで すが、ちなみにラムゼイ・ルイスが『ジ・イン・クラウド』でブレイクするのは本作吹 き込みの5、6年後でありまして、まだほとんど無名だったルイスのプレイの聴ける1 枚としても貴重であります。うん、今日の僕ってもっともらしいこと書いてるねっ。だ てに前世を悔いたわけではございません。で、内容のほうはというと『トリビュート・ トゥ・クリフォード・ブラウン』というタイトルからもわかるように、この吹き込みの 2年ほど前に事故死した天才トランペッター、クリフォード・ブラウンに捧げられたも のとなっております。ウィンチェスターはデラウエア州ウィルミントンというところで 警察官として働いていたそうですが、この地こそ、かのブラウニーの出生地でございま す。そんなことから「ブラウニーに捧げる」といった企画が持ち上がったんでしょうな 。ジャケットにもメンバー4人のほかにトランペットが1本写っておりますが、これは 何か「今は亡き天才トランペッターを偲ぶ」というより、みんなでよってたかってトラ ンペットをいぢめてるようにしか見えませんね。おらおら、金管楽器ぃ。虫刺されのク スリみたいな名前しやがってぇ!とか。一番左の兄ちゃんなど、まさに蹴りを入れよう としているところであります。
その右の眼鏡の兄ちゃんが腕組みしてる男に向かって「兄貴ぃ、どうオトシマエつ けまひょ?」とお伺いをたてて、兄貴分がただ一言、「いてもうたれ!」と。で、一番 右の人はちょっぴり「ひき」気味ですな。内心、何もそこまでせんでもぉ。。。と思っ ているんですが、それを口にすると今度は自分がいぢめられるから黙っていると。そう いうドラマの感じられるジャケットでありますな。いや、私のつたない画力でそこまで 微妙なニュアンスを描き出す自信はまったくないんですけど。
 
 と、余計なことを書いているうちに、残りスペースがほとんどなくなりました。 演奏のほうは簡単にすませておきましょう。1曲目の「ジョードゥ」はデューク・ジョ ーダンの曲なんですが、ブラウニーの名演でよく知られております。ラムゼイ・ルイス のピアノは後年のようなゴスペル風のアクの強いものではなく、全体的にM.J.Qぽい 室内楽的な演奏に仕上がっております。2曲目、「ホエア・イット・イズ」。ウィンチ ェスターのオリジナルですが、これまたM.J.Qっぽいサウンドですな。後半になると ちょっぴりノッてきて、なかなかにスインギーなウィンチェスターのソロが堪能出来ま す。ラムゼイ・ルイスのソロもちょっぴり黒め。4分30秒という演奏時間の割には、 かなり充実した演奏となっております。3曲目の「サンドゥ」はブラウニーの曲。邪気 のない“のほほん”とした曲調がブラウニーっぽいです。ウィンチェスターのプレイも ヒジョーにくつろいだものとなっております。はい、4曲目。ここでバラードを持って きましたね。「ワンス・イン・ア・ホワイル」。しみじみした、いい曲です。ウィンチ ェスターの薔薇亜土プレイは、かなりミルト釈尊の影響が強いように見受けられます。 あああああああああ。あ、キーボードの隙間のほこりを取ろうとしたら「あ」をいっぱ い押してしまいました。次は「ジョードゥ」ですな。あれ?これ1曲目に入ってなかっ たっけ?と思って調べて見ると、1曲目は「ジョードゥ」じゃなくてブラウニー作の「 ジョイ・スプリング」でございました。今さら書き直すのも面倒なので、そのままにし ておきますけどね。で、5曲目の「ジョードゥ」はデューク・ジョーダンの曲なんです が、ブラウニーの名演でよく知られております。くつろいだ演奏だと思います。あ、ウ ィンチェスターはソロの最初のところで「サド・ジョーンズが“パリの四月”のソロの 最初のところで引用しているナントカという曲のメロディ」を引用しておりますね。こ こでのレムちゃんのソロは極めてよく歌っていて良好です。続いてベースとピアノのソ ロが交互に登場しますが、このラムゼイ・ルイスのソロも彼らしいアーシーなフレイバ ーがあって、よろしいです。このアルバム中でも屈指の出来である。と、屈斜路湖のク ッシーも褒めておりました。
 
 あ、次の「イット・クッド・ハップン・トゥ・ユー」もイイですな。その次の「 イージー・トゥ・ラブ」もイイ出来である。と、幕府の大老、井伊直弼も褒めておりま した。ミディアム・テンポの歌モノが開帳ねっ♪いや、快調ねっ♪といった感じなんで すが、ここらの選曲はあまりブラウニーとは関係ないですな。演ってるうちに、どうで もよくなったか?で、ラストはしみじみと薔薇亜土で。「メッセージ・フロム・ボイジ ー」。ロバートなんとかという人の曲らしいですが、ジョン・ルイス的ヨーロッパの風 雅を感じさせる曲調でございます。「ボイジー」というのがなんとなく「疣痔」を連想 させるんですが、イボ痔の苦しみを痛切に訴えかけるメッセージとして聴く者の涙を誘 います。ラムゼイ・ルイスのピアノが美しいです。
 
 んなことで、今日はおしまい。んぢゃね。


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