- 【アルバム名】
- LIVE AT THE VILLAGE GATE (RIVERSIDE)
- 【リーダー名】
- MILT JACKSON (1963/12)
- 【パーソネル】
- JIMMY HEATH (ts) MILT JACKSON (vib) HANK JONES (p) BOB CRANSHAW (b)
- ALBERT HEATH (ds)
- 【収 録 曲】
- BAGS OF BLUE / LITTLE GIRL BLUE / GEMINI / GERRI'S BLUES /
- TIME AFTER TIME / IGNUNT OIL / WILLOW WEEP FOR ME / ALL MEMBERS
- 【内 容】
- 「今週は俳句王投票の“志摩子の秋”で決まりだねっ♪」と、すっかり安心してお
りましたら、まったく投票が集まりませんでした。今のところ、サバフグさんの1票と
、えび1号センセの0.33票だけですな。サバフグさんのほうのは全部で5票ほど集
まった時点で(来年の夏頃?)発表することとして、本日は参考用として、えび1号セ
ンセの投票結果を紹介してみましょう。果たして、見た目20代後半・ロリ声の人妻現
役まんが家の選んだ優秀作はどれか???
-  
- > よかったのは6,13,9
- > 駄作さんは・・・ううーん、26かな・・。
- > でもHなのは駄作さんのなかにも選びたくないから、いいほうかなあ・・ううー
ん・・。
- > でもみなさんすごい才能ですねえ。やっぱわたしかけないなあ。
-  
- とりあえず褒められて、よかったねっ♪で、この投票結果は作品26番までに偏っ
ておりますな。おそらくノミネート作品(1/3)を見た時点でアホらしくなり、それ
以上読み続ける意欲が著しく減退したのではなかろうかと。やむをえませんね。もし私
が選ぶ立場だったとしても、やはり(1/3)でやめちゃったと思います。で、6、1
3、9、26というのがどんな作品かと思ったら、
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- (よかったのぉ♪)
-  
- 課題(ANGEL EYES)
-  
- (作品06) アタリ引き 園児得る アイス
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- > もう一本。
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- (作品13) ネオン浴び 銀座詩吟の 夕べかな
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- > 塩通のオフ会も格調高くまいりましょう。
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- 課題(AS TIME GOES BY)
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- (作品09) 「あした暇?」「碁打つばい!」
-  
- > 九州人は囲碁好き。
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-  
- (ひどい、ひどすぎるわっ。。。)
-  
- 課題(CARAVAN)
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- (作品26) きゃー、ウマ きゃー、ロバ きゃー、ラバ ん〜♪
-  
- > うま科好き。
-  
- きゃー、僕の自信作がぁ。。。しかしなんですな。さすが“ニコニコ健全爽やか”
な作風で知られるえび1号センセだけあって、実にあたりさわりのない作品を選んでく
ださいましたねー。いや「あたり」はありますけどね。(←アイス1本。)あ〜ん「お
さわり」もぉ♪ちなみに「えび1号まんが」で許されるのは、熱海秘宝館の“乙姫様ぷ
れい♪”と“バター・ハムスター”までで、“あ〜ん、箒でぇ♪”なんてのはもっての
ほかでございます。すけべ系雑誌の「お料理漫画」のお話も断ったらしいですし。なん
でも「最後に必ず“きのこ料理”を作るオチにしてください!」という依頼だったらし
いですけどね。と、ここまで書いたところで、今から健康診断の結果を聞きにいってま
いりまーす♪
-  
- はい、結果が出ました。僕のキノコは、ぢゃなくって、カラダは元気だったでし
ょーか?結論から申しましょう。極めて良好でございました。まず体重が減っておりま
した。去年に比べて3.5キロほど痩せておりました。去年は健康診断の2週間ほど前
に、どうせもっと運動せえ!と言われるであろうことを予測して、突如として「スタン
リー鍛練隊員」と化して鍛練に励んでおりました。で、健診が終わってどうでもよくな
って、ここ1年ほど活動を停止していたわけなんですが、にもかかわらず痩せておりま
した。もう、スリム・ロメオ(←ファッツ・ナヴァロの変名)ってカンジぃ?で、新幹
線で名古屋―東京間を往復した1本と、神田のホテルで採取された1本、計2本の検便
は共に「異常なし」でございました。「下の線ぴったり♪」で自信満々で提出した検尿
も「異常なし」。心電図の「洞性頻脈」も消えました。これでもう、ちょっとのことで
ドキドキしちゃうナイーブなハートともお別れねっ。ただ問題の尿酸値は標準7.5以
下のところが7.8とちょっぴり高く、係のおねえさんに「痛風がちょっと心配ねっ♪
」と言われました。あ〜ん、心配してくれてありがとぉ♪あと、鉄分が少なめでコレス
テロールが多めだそうで。「食事に気をつけなくっちゃ駄目よっ!」ということで、お
ねえさんオススメの食材は「海藻類」だそうです。やっぱり昆布カナ?
- あと、豆腐なんかもイイそうです。ほら、言わんこっちゃない!だから僕はヨコハ
マの中華料理屋でもう一品「豆腐料理」を食べるって言うたんやん!あの豆腐料理が「
豚の角煮」に強制変更されたことで、私のカラダが少なからぬ悪影響を受けたであろう
ことは想像に難くありません。中華屋のねえちゃんの猛省を促す次第であります。
-  
- もうひとつ劇的な変化がございました。前回のエコー検査では「描出されず」だ
った膵臓が、今回はあったのぉ♪膵臓なんてものは宇宙人にミューティレーションでも
されない限り、消えたり復活したりするものではないと思うので、これはおそらく「器
具使いテク」の問題でしょうね。去年はお兄さんだったけど、今年はおねえさんだった
しぃ。おねえさんに言われるままベッドの上に横になり、「上向いてぇ♪」「今度は横
よぉ♪」というリードにすっかり身をまかせていたのが好結果をもたらしたのでないか
と。もう、おねえさまったら器具使いのテクが抜群なんだからぁ♪しかし、なんですな
ー。去年は風邪をひいて死にかけのまま受診して、不健康ここに極まる!という結果が
出たんですが、元気だった今年はきちんと「元気だねっ♪」という結果が出たわけであ
りまして。すけべビデオでよく聞かれる台詞が、身を持って実感できたのでございまし
た。
-  
- 本日の結論:「カラダは正直だねっ♪」
-  
- @ はい、ヴァイブです。えっ、いきなり!?って、期待と不安で私の胸はドキ
ドキしちゃうんだけどぉ(←洞性頻脈の疑いあり。)ベース編はおしまいにして、今日
からヴァイブ編です。ヴァイブ一番手は先日お亡くりになったミルト・“バグス”・ジ
ャクソンでーす。最初、
-  
- ・「淫靡ってイイっしょ?」「ん〜♪」
-  
- > わかりあえる2人。
-  
- という俳句が浮かんだので、リバーサイド盤の『インビテーション』にしようかと
思ったんですが、作風にひねりがないのでヤメにして、『ライブ・アット・ヴィレッジ
・ゲート』。ジミー・ヒースのワン・ホーンをフィーチャーしたライブ盤であります。
ピアノはハンク・ジョーンズ。んじゃ、早速聴いてみようね。1曲目の「バグス・オブ
・ブルー」はタイトルからもわかるよーに、バグスのオリジナルなんだ。シンプルな循
環ブルースなんだけど、ことライブの場合、こういう単純なリフ・ナンバーのほうが盛
り上がるってコトはよくあるよね。ヴァイブとレナーのユニゾンによるテーマのあと、
ミルトのソロになるんだ。アタマんとっから手拍子の音なんかも聞こえて、サイコーに
ゴキゲンだねっ。僕も聴いてて、思わずスイングしちゃったなぁ。「指パッチン」でリ
ズムを取りながら、君もこのグルーブを全身で感じて欲しいな。ソロ2番手はジミー・
ヒース。なんか地味でプレイに特徴がないから日本じゃあんまり人気が出ないんだけど
、お手本のようなフレージングをする人だね。ここではライブということもあって、か
なりイカしたブロウを聴かせてくれるね。続いてハンクのソロ。この人のプレイって言
うのは、いい意味で井伊直弼なんだけど、あまり黒っぽさを全面に出さないのが欠点で
もあるよね。まとまっちゃってるってカンジぃ?でも、ここでは意外と黒さのあるピア
ノを弾いていて、悪くないね。ピアノ・ソロのあとにテナーとヴァイブの4小節交換が
あるんだけど、これもなかなかエキサイティングだね。アルバムの冒頭として、なかな
か良好な滑り出しだと思うな。
-  
- 2曲目はバラードの「リトル・ガール・ブルー」。ミルトっていう人はバラード
とブルースとブルマーの名手なんだけど、このバラード・プレイはイイね。ジミー・ヒ
ース抜きのカルテット編成で演奏されるんだけど、ハンクとのコンビネーションはM.J
.Qでの演奏とは一味違うよね。ボブ・クランショウ、アルバート・ヒースといった中
堅のサポートも、とってもハチ公だよね。って、今ひとつ言ってることがスベってます
なぁ、この人格。で、3曲目の「ジェミニ」はジミー・ヒースのオリジナル。この人の
作編曲の才能というのはベニー・ゴルソンと同じくらい評価されてしかるべきだと思う
んですが、いかがなものでしょうね?この「ジェミニ」もワルツ・タイムのたいへんイ
カした曲でございます。出だしの部分こそM.J.Q的、ヨーロピア〜ンな室内楽ムード
なんですが、以後、ハードバピッシュで、ちょっぴりモーダルなムードもある快適なソ
ロ廻しが堪能出来ます。
- このアルバムで最も長い10分近い演奏なんですが、少しもダレることがございま
せん。巧みな飲尿、ぢゃなくって、引用を交えたミルトのリラクシズム、コルトレーン
の影響をも感じさせるモーダルなヒース共、極めて快調であります。テナーとヴァイブ
が絡む中間部のアレンジも巧みカメラですな。いや、会社の近くにあるんですけどね、
タクミカメラ。続くハンクのソロも極めて良好です。はい、次。「ジェリズ・ブルース
」はミルトのオリジナル。冒頭のわりかしブルージーなハンクのイントロに続いて、ミ
ルトがグルービーテーマを奏でます。これぞ、バグスのグルーヴ!「指パッチン」しな
がらカラダ全部でスイングしようぜ!の気分でありますな。ハンクのツボを押さえたソ
ロで肩凝りもすっきりとしたトコロで、ここまでお休みしていたジミー・ヒースが登場
。特徴がなさそうでいて、一聴してヒースだとわかるっていうことは、フレージングに
クリシェがあるんですかね?カレー?それはマルシェ。チャーリー・ラウズも聴いてす
ぐ解りますよね。テナー・ソロのあとはヴァイブ、ドラムス、テナーによる4小節交換
。ドラムの出番のところで間違えてミルトが出ちゃうのはご愛嬌。女は愛嬌、月の家は
円鏡。よいしょっと。
-  
- ブルースのあとはバラードが聴きたいですな。やっぱりジャズは「ブルースとバ
ラードの夜」だよね。ではここでスタンダード・ナンバーとまいりましょう。さみをカ
ーン作「タイム・アフター・タイム」。いい選曲ですね。テナー抜きのカルテット演奏
なのもチェンジ・オブ・ペースとして有効です。一聴、さりげない演奏のように思えま
すが、ミルトのマレットさばきが絶妙です。こんなふうに器具を扱えたら、さぞや気持
ちよろしかろう。エンディングも「決まった!」って感じですね、はい。6曲目の「イ
グナント・オイル」はミルトのオリジナル。快調です。(←そろそろ書くことなくなっ
てきた。)残りの2曲はCDオマケ曲ですな。7曲目はおなじみのスタンダード「柳よ
泣いておくれ」。なぜ柳?と日本人なら誰しも疑問に思います。ニッポン的には柳なん
て幽霊がよく出る木、あるいはカエルがよく跳びつく木、もしくはその横に小野道風が
立っとる木で、青柳ういろうのマークにもなっとるがや。というイメージしかないわけ
ですが、アメリカ的にはなにやら失恋に関係する木であるとか聞いたことがあるような
、ないような。ま、とにかくカルテットによる演奏でございます。ラストの「オール・
メンバース」はドン・スリートのリーダー作のタイトルにもなっていたジミー・ヒース
のオリジナル。なかなかヒップな感じのする曲でありますな。以上、後半はちょっぴり
ダレ気味で、5曲目までのアルバムかな?という気はいたしますが、一聴に値するデキ
であるように思われます。んぢゃ。
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