- 【アルバム名】
- WATKINS AT LARGE (TRANSITION)
- 【リーダー名】
- DOUG WATKINS (1956/12/8)
- 【パーソネル】
- DONALD BYRD (tp) HANK MOBLEY (ts) KENNY BURRELL (g) DUKE JORDAN (p)
- DOUG WATKINS (b) ART TAYLOR (ds)
- 【収 録 曲】
- RETURN TO PARADISE / PHINUPI / PHIL T. McNASTY'S BLUES / MORE OF THE SAME /
- PANONICA
- 【内 容】
- 長野滞在6日目、うち軽井沢滞在4日目になりました。さすがにちょっぴり飽き
てきちゃったのぉ。。。とりあえず本日「民宿あおき」に届けられたゴムホースを使っ
て縄跳びをしてみたんですが、1回やったところでアホらしくなったのでヤメました。
念のため、写真だけ撮っておきますね。部品番号F4010−21135。下5桁のう
ち、最初の「21」がホースの内径(単位ミリ)、後の「135」がホースの長さ(単
位センチ)なので、覚えておくとイザというときに役だつかと。ま、一般人には何の役
にもたちませんけどね。ということで本日は「写真集・乗鞍(その3)」です。写真だ
け別ページにして、ネタのほうだけジャズのページに書くことにします。乗鞍の写真な
んて、別に見たくねーんだよ!という苦情のメールがノリスケさんから来てますしー。
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- To: "さば" Subject: 苦情
- Date: Wed, 27 Oct 1999 17:08:43 +0900
- From: "ノリスケ"
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- 乗鞍の写真なんて、別に見たくねーんだよ!バブー!
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- もぉ、ノリスケさんったらノリノリのスケスケぇ♪最後のところはちょっぴりイク
ラちゃん入ってるしぃ。と、メールを偽造して行数を稼いでおいて、本題に入りましょ
う。松本から国道イチゴぱんつを走って、トンネルの真ん中から左に曲がって乗鞍エコ
ーラインにはいり、牛ダメと善五郎を見たところまで2回シリーズで書きました。そこ
から標高2700メートルの畳平を目指すわけです。畳平とタタミイワシはどちらもタ
タミですが、タタミのタタリで顔がタタミになっちゃったのは多々見久志ですなぁ。で
、乗鞍エコーライン。休暇村から畳平までは約17.5キロの道のりです。17.5キ
ロで高度を1200メートル稼稼ぐわけですんで、かなりの登り坂が続きます。ぐねぐ
ねです。たまにセンターラインも消えます。おまけに前に走っているのは大阪ナンバー
のベンツです。ま、なにわナンバーの便器に後ろから煽られるよりはマシか?という気
はしますが、かなり気を遣う山道ドライブが続きます。でも、景色はグンバツなのぉ♪
グンゼパンツの略?それはグンパツ。地震が頻繁に起こりそうですが、普通、グンゼパ
ンツの略はグンパンやん。川俣軍司も愛用してましたけどね、グンパン。冷泉小屋のあ
たりからは、まさに「雲上のドライブ」って感じですな。車を停めて景色を堪能したい
ところですが、大阪ベンツと後ろからぴったりつけてくる白ワンボックスに挟まれてま
まならず、次の位ヶ原山荘のところで隙を見て、ようやく車を停めることが出来ました
。とりあえず写真を撮ってみましたので、興味のある人は「塩鯖フォトギャラリー」の
ほうを見てくださいね。ノリスケさんは見ちゃ駄目です。
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- あ、写真で見ると「まあまあやん。」という程度の景色ですな。「だから僕は見
たくないって言ったでしょー。」というノリスケさんの勝ち誇った顔が目に浮かび、ち
ょっぴり不愉快。。。しかたないから一気に畳平まで行っちゃいましょう。車で行ける
日本最高地点(標高2700メートル)から見た「鶴ヶ池」の風景がなんともこう・・
・、まあまあですな。さほどの景色でもありません。あ、この当時ちょっぴり腹具合が
よくなかった(注:もう治った)僕ってば、畳平のバスターミナルの有料トイレでうん
こしたのぉ♪入り口のところにゲートみたいなのがあって、100えんをチャリンと入
れて中に入り、個室に閉じこもり、着座しました。僕ってば飛行機でうんこしたことな
いから、今までの人生に置ける最高高度での排泄行為でありましたが(しかも有料)、
今ひとつ「快便♪」という感じでなかったことが悔やまれます。で、バスターミナルの
ところに小さい山がございまして、みんながゾロゾロと登っているのであります。私も
登りました。
- よく「馬鹿と煙は高いところにのぼりたがる」といいますが、僕ってば馬鹿じゃな
くってむしろ賢い青年であるにもかかわらず、高いところに登りたがるんですよねー。
簡単に登れそうに見えて意外と手ごわかったんですが、苦労の甲斐あって見事に標高2
764メートルの魔王岳の登頂に成功したのぉ♪んなことで、ここまで来たらあとは乗
鞍スカイラインで岐阜県の平湯まで一気に下り降り、安房トンネルを通って長野県に戻
り、国道イチゴぱんつで松本に戻ってホテルにチェックインし、腹具合がよろしくなか
ったので直ちにトイレにこもったわけでございます。で、晩飯を食べに行こうと外に出
ると、ホテルのすぐ近くに蕎麦屋がありました。蕎麦なら大丈夫!ということで中に入
り、あれこれとメニューを検討したあげく、「穴子天(大一匹)付・かけ蕎麦」という
のを注文。非常に美味で大満足だったんですが、おかげで翌日も腹具合の不調に苦しめ
られるのでありました。ということで、次回はいよいよ「信州ウキウキどらいぶ♪」の
最終回でーす。
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- @ さ、ダグ・ワトキンスです。トランジション盤『ワトキンス・アット・ラー
ジ』です。とりあえず今日はジャケ絵から描いてみましょう。あ、前回の“Ah!”な
「聴診器ぷれいヤンキー娘」のジャケ絵、思ったとおりヒドかったですねぇ。オンナを
描かせれば世界一ヘタですからねぇ、さばぴょん。でも今日のは大丈夫です。この手の
ジャケットは、ちょっとだけ自信あります。はい、描けましたー。まあまあですな。ホ
ースの写真はまるっきり意味ないしー。で、ダグ・ワトキンス。
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- ・ 君を抱く 「わっ!」と金 すごく蹴られたー
-  
- > くぅー、タマらんっ♪
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- 護身術の基本は「キン蹴り」だねっ♪もっとも蹴られたほうは何だか喜んでいるみ
たいなので、逆効果だったかも知れませんが、ダグ・ワトキンスは棒陰具好きのポール
・チェンバース君とはイトコ同士らしいっすね。で、この『ワトキンス・アット・ラー
ジ』にも参加しているドナルド・バードとはデトロイトの同じ高校に通っていた間柄ら
しいっす。んで、初代ジャズ・メッセンジャーズの結成に参加したあと、ホレス・シル
バーと一緒に退団して、57年までシルバー・クインテットで活躍しました。その後、
プレスティッジのハウス・ベーシストとして幾多のセッションに参加した後、60年か
ら61年にかけてはチャールス・ミンガスのジャズ・ワークショップに参加。ミンガス
がピアノを弾く場面でベースを弾いておりました。かように地味ながら確実なる人生を
歩み始めた矢先の62年2月、自動車事故のためわずか27歳で夭折してしまいました
。うん、なんてそれっぽい解説!さすがライナーノート丸写しですなぁ。続いてパーソ
ネルを見てみると、先程もちょっと触れましたがドナルド・バードがトランペットを吹
いております。んで、ハンク・モブレイがテナーを吹いております。このフロント陣は
初代シルバー・クインテットと同じですな。んで、ギターの毛にバレるの参加はデトロ
イト絡みでしょうか。かなりプレスティッジっぽいメンバーでありますが、デューク冗
談が入っているのがトランジションのプロデューサー、トム・ウィルソンのセンスでし
ょうか。いや、テレビで日本シリーズを見ながら書いていると、今ひとつ気が入りませ
んなー。消しましょう。王ダイエーが大手をかけているところなんですが、もし中日が
日本一になっちゃったりすると会社の名古屋人がうるさいので、このまま負けちゃって
ね!という感じなんですが、どっせ阪神は最下位だったしー。ということで、1曲目か
ら聴いてまいりましょう。
-  
- 「リターン・トゥ・パラダイス」はチョムキンの曲ですね。誰なんだよ、チョム
キン?って感じですが、作曲者のところに“Tiomkin”ってクレジットされてるしー。
韓国のヒトでしょうか?そういえばソウルの新羅ホテルの近くに英語で“PARADI
SE”と書いてあるビルがありまして、名前からしてフーゾク関係の店に違いない。け
しからんっ!と皆で憤りつつ足を運んでみるとただの免税店だったんですが、「リター
ン・トゥ・パラダイス」は毛にバレるのイントロで始まり、バードがテーマを吹く、ゆ
ったりとしたテンポの歌モノでございます。ソロ一番手はモブレイ。
- ジョーダン、アート・テイラー、ワトキンスの「地味トリオ」をバックにこれまた
地味な吹奏を聴かせてくださいます。と思っていたらソロ後半はけっこう気合が入って
て、ケッコウなことでございます。ソロ2番手はバード。相変わらず「上ずったブラウ
ニー」といった感じですが、上にずったブラはいいもんですねー。これまたソロ後半は
ダブル・テンポを駆使したりして、健闘著しいです。続いて毛にバレ。ブルージーなソ
ロで楽しませてくれます。なんでもいいけど長い演奏ですなぁ。と思って演奏時間を確
認すると12分49秒と書いてありました。最後まで聴いてるヒマはありませんね。も
うすぐ「民宿あおき」のお食事タイムだしぃ。ということで2曲目。バレルのオリジナ
ルで「フィナッピ」という曲ですな。鮒ッピじゃありません。サンリオあたりがキャラ
にしそうですけどね、フナッピ。いつも学校で解剖され、子供たちにも大人気!で、こ
の「フィナッピ」はバレルのBN盤(アンディ・ウォホールのジャケのやつ)にも入っ
ていたような気がしますが、入ってないかも知れません。いかにも「ジャム向き」って
感じのシンプルな曲なんだけどぉ、そういえば昆布くん、例の「クリぢゃむ」は軽井沢
のどこで買ったんでしょうね?いや、金を出してまで欲しいとは思いませんが。ソロオ
ーダーはモブレイ、以下略。はい3曲目、「フィル・T・マクナスティ・ブルース」。
トラディショナルらしいですが、ホレス・シルバーの名曲「フィルシー・マク茄子ティ
」というタイトルはこの曲のもじりなんでしょうか。テイラーのシンプルなシンバルワ
ークとワトキンスの魚キング・ベースをバックにしたジョーダンのピアノ・プレイが実
にブルースなのぉ♪途中まではトリオ演奏ですな。そこに「ぺぺっぺぺぇ〜♪」とドナ
ルド・バードが入ってきますな。と、ここまで書いたところで食事に呼ばれたので、一
時中断いたします。
-  
- はい、食べましたー。本日のメニューは魚と貝をホワイトソースと粕汁の合いの
子みたいなもので煮た物品とギョーザと肉じゃがとマーボー豆腐とサラダ風のスパゲテ
ィとキムチでしたー。実に軽井沢らしい夕餉ではなかったかと。日本シリーズのほうは
、お、城島が2点タイムリーを打って3対1になりましたー。会社の名古屋人が「あか
んがやー。」と嘆いている様子が目に浮かびますな。といってるうちに6対1になりま
した。軽井沢に一緒に来ていたおじさんは「名古屋ドームへ日本シリーズを見にいくか
ら帰る!」と言って、ホントに帰ってしまったんですが、さぞやまずいビールを飲んで
いることでしょう。これで安心して原稿が書けますね。4曲目の「モア・オブ・ア・セ
イム」の作曲者はジョーンズとだけクレジットされてますが、誰なんだよ、ジョーンズ
?うまいのか、ジョーンズ?名前だけで実はヘタだったりしないのか、ジョーンズ?で
、聴いてみたところサド上手の曲ですな、おそらく。ソロ1番手はバレルで、かなりノ
リのいいプレイを聴かせてくださいます。続いてデューク・ジョーダン。しみじみと滋
味を感じさせるシジミエキスのようなプレイです。はい、ラスト。「パノニカ」という
タイトルなのでモンクの曲かと思ったら、ジョーダンのオリジナルでした。綺麗なメロ
ディのバラードで、モンクに変な曲を捧げられてちょっぴりオカンムリ(二郎とか言わ
ない)のニカ婦人もさぞやご満足のことでしょう。憎いね、この人妻キラー!というこ
とで、今日はおしまいっ。軽井沢もあと1日でーす。来週、また来るけどね。
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