- 【アルバム名】
- YOU GET MORE BOUNCE (CONTEMPORARY)
- 【リーダー名】
- CURTIS COUNCE (1956/10/8,15,1957/4/22,5/13,9/3)
- 【パーソネル】
- JACK SHELDON (tp) HAROLD LAND (ts) CARL PERKINS (p) CURTIS COUNCE (b)
- FRANK BUTLER (ds)
- 【収 録 曲】
- COMPLETE / HOW DEEP IS THE OCEAN / TOO CLOSE FOR COMFORT / MEAN TO ME /
- STRANGER IN PARADISE / COUNCELTATION / BIG FOOT / WOODY'N YOU
- 【内 容】
- いま、松本なのぉ。んでもって、昨日から腹具合がいまひとつよくないなのぉ。
もぉ、中南米にある国民がすべからく下痢気味である国は?答え:パラグアイ。という
くらい。答え:パラグアイって、腹具合がいいとも悪いとも言ってませんけどね。答え
:パラグアイワルーイとかだったらつじつまも合うんですけど。で、どれくらい腹具合
が悪いかというと、昨日泊まった安曇野の“MINGOS”でも5、6回トイレを利用
させていただきました。タダで貰えるものは何でも貰う。タダで使えるものは使えるだ
け使う。というのを信条としている私としては、もう十分「モト」はとった!という感
じなんですが、これはもちろん“MINGOS”の食事に問題があったわけではござい
ません。そこにたどり着く以前に、昼飯のざる蕎麦を食べたあたりからおかしくなって
まいりましてー。蕎麦にアタったか?韓国でガルビとカルビとロースを食べてもなんと
もなかった僕が蕎麦くらいでアタるか?という気がしないでもないんですが、「あたり
付き蕎麦」だったってことも考えられるしぃ。蕎麦100本に1本の割合で「腐った牡
蛎エキス」を練り込んであるとかー。なんて余計なことをするんだ、蕎麦屋の店主!あ
、その前日の昼に食べた素材屋の「牛なべ定食」がマズかったのかも知れませんな。そ
の「牛なべ定食」というのは卓上コンロで自分で煮て食べるという、このクソ忙しい昼
飯時にそんなことしてる場合じゃないっ!という類いの定食でありまして、面倒だった
私は最初の一切れを半生煮え状態で食っちまいました。そういえば、その日の夜から腹
具合がいまひとつだったような気がしてきましたが、この話題はとりあえずこれくらい
にしておきましょう。会社で「ココ一番屋」のカレー弁当を食べながらこの原稿を読ん
でる人がいるかも知れませんしー。この続きはカレーを食べ終えた頃に再開しようねっ
♪
-  
- さ、韓国ねたを片付けておきましょう。いま手元に「博彩指南」というパンフが
ございます。パンフ何色?かというと、赤っぽいのぉ♪という感じのパンフですな。何
のパンフかというと、韓国のカジノで貰ってきた「賭博の取扱説明書」というか「ルー
ルブック」のようなものです。タダだからとりあえず貰ってきました。緑色のパンフも
あって、こちらには「ゲームのガイド」と書いてあります。「ゲームのガイド」のほう
が日本語ヴァージョンで、「博彩指南」が中国語ヴァージョンとなっております。あと
英語ヴァージョンもあったんですが、あまりネタになりそうもなかったのでカツってく
るのはヤメにしました。そもそもソウルのカジノ事情はどうなっておるかと言うと、「
こちら、お盛んねっ♪」というほどの発展はしてなくて、「シェラトン・ウォーカー・
ヒル」というところに1つあるだけです。で、当初は希望者だけのオプションだったハ
ズの「カジノ・ツアー」がいつの間にか「全員参加」になっていたんですが、そのカジ
ノというのが1ヶ所にしかないもんだから、カルビを食べたあとにみんなでバスに乗っ
て移動ということになったワケです。30プンか40プンで着キマスヨー。というオバ
ハン現地ガイドのお見立てだったんですがそれは大きな見込み違いで、大渋滞に巻き込
まれて結局1時間半もかかってしもたがなー。到着時点で「儲けたるで!ムード」は、
もぉ萎え萎え。もっとも僕は最初っからヤル気なかったんだけどぉ。バスの中で思いも
よらず「お小遣い」として各自1万円が配布され、これはとっても嬉しかったのぉ♪こ
の貴重な1万円をバクチに使うというようなもったいないことはせず、堅実派の僕って
ば翌昼のロース4人前及びお土産のキムチ&海苔の代金として有効活用させていただき
ました。そもそも僕ってば、賭け事ってあんまり好きじゃないしぃ。ま、コドモ時代に
はGDギャンブルの「賭博ごっこ」にハマってましたけどね。
- “GD”というのは塩サバ2号が経営していた会社の名前でありまして、“ゼネラ
ル・ダイナミックス”の略なのだそうです。何故、そのような名前をつけたのか理解に
苦しむところですが、所詮はアホな子供が考えたことですんで大目にみてあげてくださ
いね。で、その頃に熱中していた「ダイスゲーム」という賭博がソウルのカジノにもあ
りましたー。正式名称は「ダイサイ」というようです。中国語ガイドには「大小」と書
いてありますな。サイコロを3個降って、その合計が大(11〜17)か小(4〜10
)かを当てるわけです。もちろんそれだけではなく、合計の数字を当てたり、ゾロ目を
当てたり、いろんな倍率の賭けパターンがあるんですが、ヒトが賭けるのを見てたら、
ほとんど「大」か「小」かに賭けておりますな。他のところには義理で1枚だけとか。
おそらくこのゲームは当初「賽子参個振的予想合計数字及揃目及大小等等」と呼ばれて
いたんでしょうが、あまりにもみんなが「大小」にしか賭けないもんだから「賽子参個
振的予想合計数字及揃目及大小等等、略して大小」と呼ばれるようになったのではない
かと。では最後に「中国語クイズ」を出しておきましょう。図に書いてある中国語はな
んというゲームのことでしょう?正解は最後にねっ♪
-  
- @ はい、ここからは軽井沢なのー。相変わらず腹具合はいまひとつなのー。こ
こ「民宿あお木」でもすでに2回トイレを利用させていただきました。とまあ、そんな
ことはどうでもよくてカーティス・カウンスですね。前回書いたリロイ・ヴィネガーと
並ぶ、西海岸を代表するベーシストでございます。で、この『ユー・ゲット・モア・バ
ウンス・ウィズ・カーティス・カウンス』というアルバムは、ずばりジャケットがポイ
ントですね。題して「ナースは聴診器がお好き♪」個人的にはこういうケバいヤンキー
娘はタイプじゃないんですが、「セルフ聴診器ぷれい」がイイなっ♪思わず「Ah!」
って感じですね。ジャケだけじゃなく演奏のほうも上々で、ジャック・シェルドン、ハ
ロルド・ランド、カール・パーキンス、フランク・バトラーと、西海岸の渋ドコロを押
さえたメンバーもよいですな。で、アルバムはカーティス・カウンスのオリジナル「コ
ンプリート」で幕を開けます。じゃーん!ずーじゃっか、ずーじゃっか、ずーじゃっか
じゃっかじゃっか♪というシンバルの音で始まり、そこにウォーキング・ベースが絡み
、ピアノが入って、ペットとテナーが交替でレイジーなテーマを吹奏します。ジャムっ
ぽい雰囲気の寛ぎムードですなぁ。ミュートによるシェルドンのソロに続いて、ハロル
ド・ランドとカールのパーちゃんが共に歌心に溢れたプレイを披露してくださいます。
続いてウォーキング・ベースのソロもあります。前をはだけてAh!という感じではな
いですが、悪くないデキですな。んで、2曲目は「愛は海よりも」。直訳すれば「何て
大海は深い」ですが、時に詩人はそんな千代大海みたいな訳ぢゃなくって、どこからか
「愛」を持ってくるわけです。僕は君を海よりも深く愛してるんだ。決まり文句でござ
いますが、ただ苦しいだけだと思うぞ、深海。急に浮かび上がると鼻血でるしぃ、チョ
ーチンアンコウみたいなのしかいないしぃ、ちっともロマンチックじゃないぞ、深い海
の愛。演奏のほうはテナーをフィーチャーしたバラードで、ランドの歌心に溢れたのほ
か、パーキンスのリリカルなピアノも必聴モンでございます。
-  
- 3曲目も有名曲で「トゥ・クローズ・トゥ・コンフォート」。ピアノがリードし
てホーンがフォローする形でテーマが演奏され、そのままピアノのソロへ流れていきま
す。ここではブラウニー・ライクなシェルドンのプレイが最大の聴きものかと。ちなみ
にここで言う“ブラウニー・ライク”というのは“ブラと雲丹が好きっ♪”という意味
ではなく、クリフォード・ブラウンみたいな、という意味でございます。僕、ブラは好
きだけどウニはあんまり好きじゃないしぃ。続く「ミーン・トゥ・ミー」はアップ・テ
ンポでスインギーに演奏されます。ミーン・トゥ・ミーで通じ合う〜、そういう仲にな
りたいの〜♪その次の「ストレンジャー・イン・パラダイス」は
-  
- ・ 仕事なんかしとれんじゃー インパラ 大豆の餌ではなぁ。。。
-  
- > インパラ、餌に文句をつけ、働かず
-  
- という俳句で知られている曲です。季語はインパラ。
- テーマはもっぱらシェルドンとランドが交替で吹きます。北洋漁業は鮭鱒。ケニー
・ドーハムはウナ・マス。酢で煮たナマスは煮ナマス。曲解説もここらになってくると
適当千万。次の「コンセルテイション」はカウンスの曲。新主流派風の知性派なのぉ♪
といった感じのスローな曲。シェルドンのペットがちょっぴりフレディ・ハバード風、
のような気がせんでもなく、パーキンスのピアノが綺麗です。次の「デカい足」はパー
カーの曲ですな。バピッシュな曲です。ランドのソロがいかにもランドっぽくてよろし
い。ラストはガレスピーの「ウディン・ユー」。ミディアム・テンポの寛いだ演奏に終
始しております。んなことで、色モノっぽいジャケとは裏腹に中身のほうはマトモ至極
。ちっともAh!じゃない、正統派のハードバップが楽しめる1枚でございました。
-  
- 最後に中国語クイズの答え。(1)は何となく漢字の感じでわかりますね。正解
はルーレットでした。(2)と(3)はおそらく音訳でしょう。ポーカーとバカラが正
解。バカラというのは中国語で「馬鹿等」じゃなかったんですねー。「二十一点」はゲ
ームのルールそのまんまブラックジャック。最後の「びっくりカク子老虎」はスロット
マシンでございましたー。んじゃ、再見。
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