幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 6月22日 ● ウィンブルドン開幕。

 テニスファンにとっては1年で一番の楽しみ、ウィンブルドンがいよいよ開幕しました。今年は男子も女子も圧倒的なナンバー1がおらず大混戦。いったい誰が勝つかわからないだけに見る方もより楽しみが増すというものです。

 男子の本命はやはりサンプラス。調子を落としていた彼も、ここにきてかなり本来の動きを取り戻してきたということですから、やはり優勝候補筆頭でしょう。今年勝てば大会3連覇。過去6年間で1回しか負けていない(つまり3連覇して1回負けてまた2連覇)という得意の大会だけに、ナンバー1は俺だ、という存在感を示してくれそうな気がします。

 対抗となる選手は予想がつきません。サンプラスからナンバー1を奪ったカフェルニコフ、全仏優勝のアガシ、ラフター、モヤ、クライチェク、コレチャ、ヘンマン、リオス、イワニセビッチ、キーファーなど、まさに多士済々。そしてもちろん松岡修造以来の本戦ストレートインした日本期待の鈴木貴男の活躍も楽しみです。

 対して女子は相変わらずヒンギスを軸にした10代対ベテランの構図。全仏の雪辱を期すヒンギスが優勝候補筆頭ですが、他にも進境著しいヴィーナス&セレナのウィリアムズ姉妹、人気ダントツのクルニコワ、全豪準優勝のモーレスモなど10代はバラエティ豊か。対して復活した女王グラフ、昨年のチャンピオンであるノボトナ、セレス、サンチェスらのベテランの意地も見逃せません。中途半端なのはかつてのナンバー1ダベンポートですが、もちろんヒンギスやグラフも油断できる相手ではありません。日本期待の杉山愛にもそろそろ一発期待したいところ。伊達公子のようにベスト4とまではいかなくても、せめてベスト8に食い込んでくれないでしょうかね。

 今年のウィンブルドンはNHK総合でかなり放送してくれるようですから、また毎日寝不足になりながら見てしまいそうです。

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