幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 4月6日 ● ドラゴンズ絶好調、グランパス絶不調。

 シーズン開幕前に書いたように、去年が横浜イヤーなら今年は名古屋イヤーになるかも、と思いましたが、高校野球の東邦は初戦敗退、そしてダブル優勝を目指すドラゴンズとグランパスも明暗を分けています。

 ドラゴンズはカープ相手に開幕3連勝。川上、野口、山本昌のエース3人を始め強力投手陣がきちんと投げて勝利をものにしました。ライバルであるベイスターズが3連敗、ジャイアンツが1勝2敗と出遅れただけに、このまま波に乗って一気に走って欲しいものですね。いくらまだ残り132試合あるとは言え、打線ではなく投手で勝てるのなら安定してシーズンを乗り切れると思います。

 それに比べてグランパスはサンフレッチェにホームで負けて2敗目。15試合の短期決戦だけにいよいよ後がなくなりました。今年のJリーグは、ちょうど大相撲の一場所と同じです。試合日程も強いチーム同士のカードが後に組まれているため、相撲の終盤戦の上位同士の星の潰し合いまで同じ。アントラーズとジュビロが東西の横綱なら、グランパスも大関格くらいには扱われているのですから、前半戦であまり取りこぼしていては話になりません。

 多分優勝は相撲よりも低いところで決まると思われますから、15試合で11〜12勝あたりがラインでしょう(本当は勝ち点ですけど)。となると許されるのはせいぜい3敗。すでに2敗1分とあっては、グランパスも崖っぷちです。ピクシーがユーゴの空爆問題でますます精神的に不安定なようですが、それ以上に大型補強による豪華メンバーがチームとして噛み合っていないのが問題なようです。なんだかプロ野球のジャイアンツと同じ症状ですね。ここは田中監督が踏ん張るしかないのでしょう。それとチームを引っ張る大岩や望月らがしっかりしないとね。

 名古屋圏の元気と景気を回復するためにも、両チームには頑張って欲しいです。もっとも、それを言うなら関西圏はもっと切実に感じているかも知れません。なにせ関西経済界の地盤沈下とダメ虎のダメさ加減は連動しているかのようですから。ようやくジャイアンツに2勝1敗しましたが、それくらいで大喜びしているようでは、まだまだ先は長いと思いますね。




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