1998年10月中旬のコーカイ日誌



●趣味という引き出し。(98/10/20)
 先日のコピーライター養成講座の時にも話したことですが、コピーを書く、広告の企画を練るというのは、鶴の恩返しと同じで、自らの羽を織って紡いでいるようなところがあります。どんどん仕事をしていると自分の中の溜まったエネルギーを放電しているような感じがするんですね。で、コピーライターになった最初のうちこそ面白くて楽しくて、どんどんアイデアも湧いてくるし企画も出せるのですが、そのまま放っておくと、どこかの時点(個人差はあると思いますが)で、放電しきって出がらし状態になる時がきます。ここからが焦るんですよ。フラフラとコピーライターになったようなタイプの人は、この時点で「わたしは才能がない」とか思ってやめていく人もいます。

 で、このバッテリーを放電し尽くして空っぽ状態を防ぐには、常に充電を心がけていないといけません。充電の方法はまた人それぞれでしょうが、映画を見たり本を読んだり友達と遊んだりデートをしたり旅行に行ったり、というような楽しいことを繰り返し、そこからエネルギーを貯め込んでいくわけです。で、その時に大事なのが趣味という名のバッテリー。こいつがあると、エネルギーを実に効率よく貯めておくことができます。本人はたくさん充電したつもりでも、それをきちんと蓄電しておけなければ意味がないわけで、趣味が多いということは大容量のバッテリーをいくつも持っているようなものです。そこから自在に企画を取り出せるようになると、職業としてのコピーライターが楽にできるようになると思います。

 ただ困るのは、この充電行為が楽しすぎること。ついつい放電を怠って充電ばかりしてしまうんですよ(釣りばっかりやったりとかね)。なにせ「これも芸の肥やし」(芸人だったのか!)なんていう大義名分があるものですからね。でもまあ趣味なんてある程度熱中してやらないと、面白くないしモノにもならないし、何よりそこまでやれば何かしら得るものがあることでしょう。と言うわけで、この秋も充電また充電の日々を送り続けるクリタでした。以上、特にこれを読んでいるコピーライター志望の若人たちに贈ります。いや、最近そういう人からメールを貰うことが多いんでね。 
●あの高木大成の3盗が次に生きる。(98/10/19)
 38年ぶりの横浜の登場で異様に盛り上がっている日本シリーズが開幕しました。戦前の予想は経験に優る西武有利ですが、それだけに一層世の中は横浜贔屓ですすんでいる感じです。両チームの監督がともに投手出身というのも日本シリーズ初、しかも両監督とも「感性の野球」を掲げるアンチ管理野球、アンチID野球ということで、マスコミ受けも若者受けもいいようです。

 で、注目の第1戦は横浜のマシンガン打線が爆発、最後に大魔神佐々木が締めて横浜の完勝で終わりましたが、経験に優るはずの西武がミス続出だったというのも横浜完勝の一因でした。その中でも試合のポイントのようにスポーツニュースで取り上げられていたのが、8回表2死1、2塁での高木大成の3盗失敗。その前にリリーフで登場した佐々木が制球に苦しんでいたところだけに、これで一気に佐々木を助けてしまいました。9回の佐々木はもう落ち着いて万全の投球だっただけに、西武としては最後のチャンスを自らの拙攻で潰してしまったわけです。

 しかし、これはあくまでも野球によくある「結果論」というやつです。もしあの盗塁が成功していたら(実際微妙なタイミングでした)どうなっていたでしょう?2死ながら2、3塁のピンチともなれば、シリーズ初登板で制球に苦しんでいたところだけに、いくら大魔神佐々木と言えども逆に一気に崩されていたかも知れません。8回で4点差、投手佐々木という状況は、セ・リーグではもうゲームセットと同じ意味です。そのビハインドを跳ね返すためには、あれくらい思い切った手が必要だったと思います。

 そして大事なのはこれがシリーズ初戦だったということです。ここで佐々木を崩せば、横浜の絶対の切り札が絶対ではなくなるわけで、シリーズの流れは一気に西武に傾きます。失敗しても(しましたが)もともとが負け試合ですし、西武はこういう思い切った手を打ってくるという印象を横浜に植え付けられれば、それだけで意味があることでしょう。テニスでも相手前衛のポーチを防ぐために、試合の序盤にポイントを失ってもいいからセオリーではないストレートアタックをかけることがあります。それによって簡単には出られないぞ、と相手にイメージさせられればいいのです。高木の3盗は、博徒東尾監督ならではの思い切った勝負手だと僕は感じました。いやはや、面白いシリーズになりそうです。
●ミスジャッジもサッカーのうちだけど。(98/10/18)
 スポーツの世界にミスジャッジはつきものです。野球でも相撲でも「世紀の大誤審」などと言われてしまうような微妙なジャッジはあります。それもまた勝負の綾であると考えるのが大人なスポーツ観戦の方法だと思います。しかし、それも程度問題。Jリーグのミスジャッジの多さにはつくづくあきれ果てることが多いのですが、17日の名古屋vs札幌戦はミスジャッジの連発で勝者と敗者が入れ替わってしまいました。

 1-1の同点後、勝ち越しとなった札幌の得点は、名古屋のGK伊藤がしっかりつかんでいたボールを、伊藤の手もろとも無理矢理ゴールに蹴り込んだ明かなキーパーチャージ。それでも名古屋が何とかピクシーのゴールで同点に追いついた直後、今度は明かな札幌のオフサイド(全然微妙じゃないんですよ、GKと札幌の選手しかいないんだから)の得点を認めてしまう体たらく。これでは、ピクシーならずとも切れない方がおかしいジャッジでした。もう少し微妙なジャッジなら、そういうこともあるかな、と思いますが、素人目にもひどいミスジャッジはさすがに見ていて白けます。

 せっかく上位チームが揃って負けてくれて、名古屋としては勝っていれば2位に浮上していたチャンスだったのに、逆に首位鹿島に差をつけられてしまい、優勝の可能性がかなり低くなってしまいました。もし今季惜しいところで名古屋が優勝を逃すようなことがあったら、この札幌戦の2点のせいでしょう。それにしても、こういうひどいミスジャッジをした審判に対しJリーグはリーグとして何らかの措置を取っているのでしょうか?あのまま放っておいては、いつまでたっても審判のレベルは上がらず世界の片田舎のサッカーリーグのままだと思いますが。
●停滞する台風は手痛い?(98/10/17)
 子どもの頃冒険小説などを読むと「三日三晩嵐に翻弄され難破して無人島に流れ着く」なんて場面が良くあったものです。僕は「三日三晩も嵐?台風なんて半日くらいで行っちゃうじゃん、嘘くさいなぁ」と生意気に考えていたのですが、現在日本に近づいてきている大型で強い台風10号は、ずっと台湾付近で停滞していて、すでに死者も出るような相当な被害を与えているようです。

 考えてみれば日本に上陸する頃の台風は、大抵の場合すでにスピードも増していて、一気に日本列島を駆け抜けていきます。だから数時間も我慢していれば台風一過の穏やかな天気が戻ってきます。ところが南海上にいる台風はしばしばゆっくりと北上したり迷走したり停滞したりしていますから、冒険小説のように三日三晩嵐に巻き込まれてしまうことも十分あり得るわけですよね。

 先日の台風7号ですらあれだけの被害が出たというのに、強力な台風にずっと居座られてしまったら、これはもうとんでもないことになるのでしょうね。交通機関は全部マヒし、河川は氾濫、家屋に浸水、暴風で家は倒れ、壁は崩れ、停電断水食料不足、それが三日三晩(復旧するにはそれ以上)続くという状況の恐ろしさは想像を絶します。台湾の人々は大丈夫でしょうか?他国のこととなると途端に報道も少ないですが、沖縄南西諸島の人々だって似たような状況のはずです。東京だけが世界じゃありません。もう少し他地域のこともマスコミは取り上げて欲しいですね。
●『まだ恋は始まらない』の末裔。(98/10/16)
 何年か前に放送されたドラマ『まだ恋は始まらない』。当時それほどヒットしたというわけでもないので、記憶にない人も多いでしょう。結婚を3ヶ月後に控えたOL小泉今日子と、離婚係争中のサラリーマン中井貴一が、すれ違いを続けながら、最後に出逢って恋がはじまる、というコメディタッチの恋愛ドラマでした。結構洒落たドラマだったのですが、主演2人の取り合わせに違和感があったせいか、小ヒットでとどまったと思います。

 なぜ今頃このドラマのことを思い出したかというと、この時に脇役で出演していた俳優たちが、この秋のドラマで揃って当時と似たキャラクターで重要な役で出ているからです。キョンキョンの婚約者役で体育会系の純粋青年を演じた竹野内豊。この秋は『世紀末の詩』で久しぶりに当時のような真面目で純粋な青年役です。またその竹野内に秘かに憧れているキョンキョンの妹役が坂井真紀。やはり『世紀末の詩』で中性的な女性を演じています。その坂井真紀を秘かに思う純情バイト店員が草なぎ剛。『じんべえ』でも相変わらず気弱で人の良い青年役です。そして中井貴一の別れた妻側のお堅い真面目な弁護士を演じたのが常磐貴子。今回は『タブロイド』でやはり堅い真面目な新聞記者です。

 こうして見ると、『まだ恋は始まらない』の主演2人以外は、その後どんどん出世して、それぞれが主演を張れるような売れっ子になりました。しかも一番のはまり役はこのドラマの時のようなキャラクターのままです。これは『まだ恋は始まらない』のプロデューサーにどれほどそれぞれの俳優の個性を見抜く力があったか、という証明ですね。『ロンバケ』以降豪華キャスト最優先になりつつあったテレビドラマ界ですが、この秋は久しぶりに企画と脚本の勝負になっています。そんな時に『まだ恋は始まらない』の遺産が、こうして生きているのかと思うと楽しいですね。当時あのドラマに目をつけて贔屓していた自分に先見の明があるような良い気持ちになれました。
●ホームページ連動型面白CM。(98/10/15)
 今もっとも元気が良いのは、何と言っても携帯電話業界。競争が激しいだけに広告も競い合って各社とも面白いCMをがんがん流しています。しかも携帯電話会社は地域毎に独自の広告展開をしている場合がほとんどなので、タレントもさまざま、まさに百花繚乱の趣です。名古屋地区では見られないのですが、開業当時からユニークな広告で話題をさらい続けてきたツーカーホン関西、現在の起用タレントはパフィー。登場時はそれほど面白いものでもなかったのですが、現在の新しいCMは久々に「やられた!」という感じ。かつて「ハリソンくん」を作ったツーカーホン関西の面目躍如といったところです。

 オンエアは2タイプ。ドラマ仕立てですが、全編奥田民生の歌が流れていて彼女たちの台詞は聞こえません。「裸足の由美」篇は、裸足で雨に濡れながら亜美に電話する由美。泣きながらなにかを訴えています。ふと見ると街の人混みの中に男。慌てて裸足で駆け出し追いかける由美、というストーリーです。また「走る亜美」篇は、街中を由美に電話かけながら必至で急ぐ亜美。どこかの店らしき所にいる由美。肩を叩かれ振り返ると怪しげな店のマスター(?)が由美に首を振る。それを聞き愕然と立ち止まり崩れ落ちる亜美。

 どちらもサスペンス映画のようなワンシーンです。どんな内容なのかとっても気になる作り方をしています。そこに小さく「セリフ付きCMはホームページでご覧いただけます」(正確な表現ではありません)というテロップが。うーん、惹かれます。うまい作り方です。企業のホームページで自社CMを紹介しているところは多いですが、こういう仕掛けは始めて見ました。もちろんこれを読んでいる人は、皆ツーカーホン関西のホームページをご覧になれるわけですから、敢えてここにはその内容を記しません。早速見に行ってください。大笑いできることだけは保証しますから。
●盗塁王争いにそこまでやるか。(98/10/14)
 今やプロ野球の個人タイトル争いにまつわるみっともない駆け引きは、日本の秋の風物詩というか、一種のショーとすら化している感があります。いわば紅白歌合戦における小林幸子と美川憲一の衣装合戦と同じ、本来の目的から思いっきり逸脱した徒花です。今年は各タイトルとも比較的すんなりと決まったために、例年のようなことは少なかったのですが、そう安心していたらパ・リーグの盗塁王争いでとんでもないプレーが出現しました。

 ここまで千葉ロッテ小坂と西武松井が激しく競り合ってきた盗塁王争いは、シーズン最終戦が直接対決。1差のまま終盤小坂が1塁に出塁しました。3盗と比べればはるかに成功率の高い2盗を防ぐために西武芝崎がとった手段がすごいです。まず最初は牽制球を悪送球し、労せず小坂を2塁に進めようとしましたが、なんと小坂もこの誘いに乗らずに1塁にとどまったまま。そこで次に芝崎がやったことが、驚くなかれ故意にボークをすることでした。さすがにこれは2塁に進むしかありません。前代未聞の故意ボークに、得をするはずの千葉ロッテベンチが抗議するという、まさに倒錯の世界。結局この策が功を奏して小坂は3盗失敗。そして松井が重盗を決めて小坂に追いつきタイトルを分け合いました。

 かつて首位打者やホームラン王争いのために故意に四球(敬遠ともいう)を出したりした例もありますが、故意にボークをしたという話はついぞ聞いたことがありません。そこまでやるか、と普通の感覚なら思うところでしょう。そしてこれにより、ますます今後はこの手の話に拍車がかかりそうで、今から考えただけでもうんざりしてしまいます。
●小錦はサリーでいいじゃないの。(98/10/13)
 大相撲協会を去った元大関・小錦が今後の芸能活動で「小錦」の名前を使えるかどうかで協会と揉めているようです。もちろん小錦にすれば現在の知名度をみすみす捨てるには惜しいという計算があるのでしょうが、協会側の由緒あるしこ名をそのまま使わせるわけにはいかない、という主張もわからなくはありません。

 確かにしこ名のまま廃業後も芸能活動をした力士は数多くいます。ただ古くは力道山、龍虎から最近の旭道山まで、彼らは皆一代限りのしこ名であり、彼ら自身が築き上げた名前だと言えます。ところが「小錦」は今の小錦で5代目。高砂部屋にとってみれば「朝潮」や「高見山」と並ぶ大看板なわけですから、安易に使わせて、勝手に番組名や商品名なんかにされたらたまらないでしょう。

 まあここは小錦側が折れるしかないでしょうね。イメージ商売なんだから、あまりごねて世間のイメージを悪くすることはありませんし、彼の場合は名前よりもあの誰にも真似できない体型で識別されているわけですから、名前がどうあれ認知度が落ちることはありません。本名の塩田でもハワイ時代からの愛称のサリーでも構わないし、なんなら公募でもして話題作りをしてもいいと思います。樹木希林のように売れてから名前を変えたって、ちゃんと実力で認められている芸能人はいくらでもいます。これだけ話題になれば、間違いなく新しい名前もニュースバリューがありますから、すぐに浸透することでしょう。
台湾ラーメンは名古屋発祥。(98/10/12)
 昨年4月の「コーカイ日誌」で「台湾ラーメンの謎」を取り上げました。なぜか名古屋ではメジャーなのに、他の地域では滅多にお目にかかれない謎のラーメン。名古屋の名物料理というと味噌煮込み、天むす、手羽先、味噌かつ、きしめん、櫃まぶし、あんかけスパ、小倉トーストといろいろありますが(それにしてもつくづく濃いラインアップですね、名古屋の名物って)台湾ラーメンは未だにマスコミでも取り上げられないので、実は名古屋だけの名物ではないのか、一体ルーツはどこにあるのか、と疑惑にかられて書いたのが1年半前のことでした。その後とくに有力な情報もなく今に至っていたのですが、何と地元中京テレビの人気情報番組『P.S.愛してる!』で台湾ラーメンスペシャルを特集。ようやくその謎を解明することができました。

 番組によると台湾ラーメンを出すお店を電話帳で調べたところ、東京4軒、大阪2軒に対し、なんと名古屋は29軒。「花蓮」や「味仙」(どちらも僕がよく行く店です)など名古屋の有名な台湾料理店を調査した結果、台湾ラーメンのオリジナルは台湾南部の「タンツー麺」をベースに、約20年前に四川料理好きの「味仙」の主人が赤唐辛子を加えて創作したものと判明しました。僕が初めて食べたのは新入社員当時ですからもう15,6年前になるわけですが、その頃からようやく台湾ラーメンは名古屋で認知され始めたのでしょう。「味仙」の料理が全て唐辛子辛いのも、なにも台湾料理が辛いからではなく、単に主人が好きで、どんどん辛いメニューを開発し続けたからだ、ということもわかりました。そりゃそうだよな、台湾って蒋介石が北京から宮廷料理人を引き連れて国民政府を作ったから、基本的には北京料理と同じだと聞いていましたからね。

 豚挽肉、にんにく、ニラ、もやし、赤唐辛子がバランス良く使われている台湾ラーメンは栄養学的にも良いという話もあり、日本全国に普及していくには十分な実力がある料理だと思います。すでに台湾ラーメンを出す店が東京で4軒、大阪で2軒あるというのも、これから一気にブレイクする兆しかも知れません。もし名古屋以外の地域の中華料理店の人がこれを読んでいたら、今のうちに研究を始めておいた方がいいと思いますよ。
●運動会(見学)の思い出。(98/10/11)
 小学3年の息子が突然「股関節炎」という病気に罹って医者から安静を命じられてしまいました。文字通り、股関節にばい菌が入り込んで炎症を起こす病気で、小学生くらいの子どもにままある病気らしいのですが、まあ安静にしていればそのうち直るということです。本人としては学校に行かなくてもいいわけですから、それなりにお気楽を決め込んでいますが、ただ困ったことに体育の日は運動会だったのです。学校生活の最大のイベントですから、これに出られないというのは相当本人もこたえたみたいで、仕方なくおんぶして見学に連れていきました。まあ1時間ほどですが、友達や先生にも会えて少しは納得できたようです。

 実は僕も小学1年生の時、運動会直前に腕を骨折して見学を余儀なくされたことがありました。まだ1年生でしたから、それほど運動会にこだわりがあったわけでもありませんでしたが、それでもみんながこの開放的な行事を楽しんでいるのをじっと見ているのは寂しいものでした。そういう意味では、今回息子の気持ちが良くわかります。中学生、高校生と育ってくれば逆に「かったりぃー」なんて思う運動会ですが、やはり小学生には楽しい学校行事ナンバー1ですもんね。

 もっとも最近の小学校の運動会って、昔のような地域住民を巻き込んだ熱狂的一大イベントという雰囲気ではなく、かなり落ち着いた感じで行われています。大人というか冷静というか成熟したというか、単なる学校行事なのですからそれも当たり前と言えば当たり前なんですが、なんだか昔の近所のオジサンオバサンもみんな応援してくれて、親と一緒にお弁当を食べて、という運動会独特の楽しさが失われてしまったのはやはり寂しい気がします。もっともこういう感慨も、その昔を知っているオヤジだからこそであって、多分20代以下の人にはもう伝わらないのかも知れませんね。


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