1997年4月のコーカイ日誌



d10077@dentsu.co.jp もしくは ash@he.mirai.or.jp
  (たぶん d10077@dentsu.co.jp の方が確実です。)


●ミックスダブルス大会1回戦突破。(97/4/30)
 去年の暮れに出た大会ではボロ負けしてしまいましたが、今回は1回戦突破できました。とりあえず一つでも勝てれば気分は良いです。もっとも2回戦は2-1とリードした時点で「勝てる」と思った途端にバタバタと4ゲーム連取されて(5ゲーム先取の試合でした)負けてしまったのは、かなり悔しかったですけどね。テニスは技術が大切なのは言うまでもありませんが、こと試合はメンタル面が大きいと改めて思いました。もっとも技術的に未熟だからこそ、そういう話になるわけで、やっぱり上手になるに越したことはないんですけどね。とりあえずこの大会は秋もあるらしいので、また挑戦してみたいと思っています。今度は3回戦進出!かな。小さな目標ですが。
●評判悪いぞ、名古屋ドーム。(97/4/29)
 全然ドームで勝てないドラゴンズ。ホームなのにまるでお客さんのような試合をしていては話になりません。そのドラゴンズが勝てないからというわけでもないのですが、見に行ったお客さんの評判もあまり良い話を聞きません。以下はまた聞きですが(僕はドームにまだ行ってないので)、腹が立ったので書いてしまいます。事実関係が違うという話があったら教えてください。
 いろいろ文句を聞きますが、特に不評なのが弁当の持ち込み禁止。もちろん入場チケットなどにはそんなことは書いてありませんよ。ところが入り口のところで係員から「弁当を持ち込むな」と随分居丈高に言われるそうです。高いテナント料を払って営業しているショップがあるからといっても、ディズニーランドじゃあるまいし、弁当を持ち込めないスタジアムなんて論外です。それにチケットの料金だってナゴヤ球場より随分高くなったんだから(一家4人でいったら2万円くらいかかりますよ)、この上バカ高くてまずい球場内の食べ物にお金なんて払いたくないのも当たり前でしょう。
 さらに頭に来るのが、その「弁当持ち込み禁止」を善良で気弱そうな家族連れや女の子には押しつけるくせに、怖そうなお兄さんだと黙って見逃しているとか。実際スタジアム内で弁当を食べている人を見た、と言う証言があります。
 だいたい、こんな球場を誰が欲しいと言ったのか。ナゴヤ球場は確かに狭くて汚いスタジアムでしたが、自由で猥雑で面白いところでもありました。名古屋の活性化につながるビッグプロジェクトとか言って経済論理優先で作られたスタジアムよりも、市民に親しまれた古い球場の方が良かったということでしょうか。入れ物よりも使い方ですよね、やっぱり。
DVカメラからアニメGIF。(97/4/28)
 土曜日にDVカメラを持ってテニスに行き、みんなのプレイぶりを撮影、そこから静止画キットで取り込んでアニメGIFを作ってみました。アニメGIFは「ホームページビルダー2.0」に付属してきた「ウェブアニメーター」で作ったのですが、基本的な操作はすごく簡単です。ただ難しいのは、ファイルサイズを小さくすること。まず取り込んだ静止画をBMPファイルのまま作ると、とてつもなくでかくなるので、あらかじめ使う画像をGIFファイルに圧縮します。さらにオリジナルの画像サイズは630*480なので、それを「ウェブアニメーター」で極力小さくします。それでもファイルサイズが小さくならない時は、使うコマを落としていくしかないみたいです。とにかく作るだけなら簡単だったのですが、ファイルサイズを小さくするためにあれこれ苦労して結局徹夜してしまいました。
 で、なんとか作った2つのアニメGIF。サイズは片や56KBなのに、片やなんと177KB。なるべく同じようにやってみたのですが、この差になったのは、圧縮効果の高い絵(同じ色が続いていて圧縮しやすいとか)かどうか、ということではないかと思います。専門家でもない素人考えですから間違っているかも知れませんが。とにかくなかなか面白いので、もう少し映像を集めてはいろいろ作ってみたいと思っています。ご期待ください。
強行突入その後。(97/4/25)
 ペルー大使公邸強行突入のその後の報道は、いろいろと興味深いものがあります。中でも僕が注目しているのが、どうやらペルー政府軍によるMRTA虐殺(もしくは処刑)行為です。解放直後から複数の人質が「降伏している兵士を虐殺するとこを見た」という証言がありましたが、その後の新聞報道によればペルー政府側もどうやら正式に処刑があったことを認めたらしいですね。突入したペルー政府側の兵士たちは、MRTAメンバー全員を射殺するように命令されていた、という証言もあったようです。特に女性メンバーが手を挙げて投降しているのに射殺したというのは、実に非人道的なやり方で、強行突入の是非とは別次元の話として、かなり問題にすべきことではないかと思います。
 これとは別に、人質解放の翌朝のフジテレビのワイドショーで、人質だった丸紅の斉藤さんの家族がインタビューを受けていた時のこと。そのご家族(確かお父さんだったと思います)が、「テロ側の気持ちもわかる」「昔は私も同じようなことをしていたからねぇ」と話したのには笑いました。アナウンサーはとっさに話題を変えましたが、いやぁ、生放送ならではの爆弾発言です。一体斉藤さんのお父さんは過去にどんなテロ活動をしていたのか、じっくり聞いてみたかったなぁ(笑)。
●ペルー大使公邸人質事件強行突入。(97/4/23)
 とうとうペルー大使公邸に強行突入して事件は解決しました。そろそろ限界か、という時期まで待っての突入だったし、人質もほぼ無事だったということで、世論は容認、フジモリ大統領支持という方向のようですね。MRTAは全員射殺というのは、日本人にしてみればいかにも容赦ないという感じですが、国際的には当然という受け取られ方なのでしょう。で、問題は今後です。MRTAは報復テロをするのか、日本人が狙われることはないのか、今回の事件からどれほどの教訓を学んだのか。山積する問題にちゃんと対応して欲しいと思います。
●DVカメラからの静止画取り込み。(97/4/22)
 先月買ったDVカメラからパソコンに静止画を取り込むキットがようやく入手できたので、早速試しに取り込んでみました。時間はかかりますが使い勝手はそれほど悪くはありません。取り込んだ画像はBMP形式ですので(windows用の場合)、画像データの扱いも簡単です。問題は画質ですね。デジタルスチルカメラと比較したことがないのでわかりませんが、少なくとも35ミリカメラで撮影した写真をスキャナから取り込むのに比べてかなり画質は劣ります。まあビデオとしては高画質ですし、デジカメいらずと考えれば悪くはないのかもしれませんけど。今後はもう少し研究を重ねて、テニスメンバーのフォームなどもホームページにアップしていきたいと考えています。
●名古屋市長選と清洲町長選。(97/4/21)
 日曜日に行われた名古屋市長選挙と清洲町長選挙。名古屋では各党相乗り候補が、前市長の路線を継承するという方針で楽々圧勝。低投票率も含めて予想通りの展開でした。しかし、信長ゆかりの町清洲では、なんと各党相乗りの現職町長が、共産党推薦の新人候補に僅差で敗れてしまいました。まさに桶狭間の合戦並のショックです。ワンマンだったという現職町長ですが、さすがに誰もがその勝利を信じていたはず。そこにこそ落とし穴があったのでしょう。勝つのは当たり前、批判票がどれくらい出るか、なんてタカをくくっていたら、見事に奇襲にあってしまったようなものです。これだから選挙って怖いですね。
●どうした、グランパス。(97/4/19)
 シーズン前は優勝候補の一角とさえ噂されていた(僕はそこまで高い評価はしていませんでしが)グランパスエイトが、なんと開幕から3連敗で最下位に沈んでいます。しかも負けた相手が悪い。今日の横綱アントラーズはともかく、セレッソにヴィッセルなんて平幕に負けているようでは、大関陥落も間近というところでしょう。これでストイコビッチがW杯予選のためにいなくなるって言うんだから、この先ますますどうしようもないです。
 こうなると当然出てくるのはケイロス監督の進退問題。なにせ選手が変わっていないのにこれだけ負けが込むということは、もうケイロス監督の采配が悪いという以外ないわけですからね。ベンゲル時代の速いパス回しによるコンパクトな組織サッカーがすっかり影を潜めてしまった今、グランパスのサッカーは魅力も怖さもなくなりました。ケイロスが考えているサッカーが悪いのではないのだと思いますが、今のグランパスの選手には合わない、もしくはそのサッカーができるレベルに達していないということでしょう。もっともベンゲルだって就任してしばらくは結果が出せませんでした。ケイロスもここから軌道修正できればいいのですが、去年からやっているわけだがらもう期待薄かもね。
●「結婚教」が蔓延しています。(97/4/18)
 最近の未婚女性に広まっている不可思議なくらいの結婚願望というのは、どうしたことでしょう。20代後半の女の子と話すと、いつも内容はつまるところ「結婚」。それも結婚すれば今の閉塞的な自分の状況が全て変わる、私は救われる、と信じている「結婚教」のごとき状況です。しかも、この前読んだ「コギャル意識調査」という記事では、コギャル世代も予想以上に保守的で、将来はとにかく楽な結婚する、という以上のことを考えていないとか。まあコギャルと言われる連中のやることは、結局茶髪にしろルーズソックスにしろポケベルにしろ、「みんなと一緒なら安心」という行動パターンですから、はみ出して個性的に生きるよりも保守的な人生を歩もうとしていることに不思議はないのですが、それにしてもコギャル世代からトランタン世代まで、そろいも揃って「結婚すれば人生が変わる(変えてもらえる)」と思っているのが不思議です。
 いくら結婚に夢を見たって、するのは自分と、イチローでもキムタクでもない普通の一般男性なんだから、結婚しただけでそれほど大きな人生の変化などあるはずもありません。新しい生活が始まった当初こそ、なんだか新しい自分、なんて錯覚に酔えるかも知れませんが、1年もすれば変わったのは生活のパターンだけで、中身は全然変わっていないことに気づくことでしょう。そしてまた新しい閉塞感を覚え、今度はいよいよ出口のない状況に慄然とするのです。こういう話をすると未婚の女性から「夢を壊すな」と言われますが、ほんと、結婚しただけで自分が救われるなんてことないんだから、安易に逃げをうつのは止めた方がいいと思いますけどね。
●インターネット・エクスプローラは大丈夫?(97/4/17)
 先般朝日新聞に、マイクロソフトのインターネット・エクスプローラを使うと、ハードディスクの中身を消される可能性がある、という記事が出ました。その時はあまり気にしていなかったのですが(ネットスケープ・ナビゲータを使っていますから)、その後「on the move」を見たら、vol.46にその問題に関する詳しい話が書いてありました。一読してびっくり。とにかくWin95やNTまで含めてマイクロソフトの製品がセキュリティに対して極めて杜撰で穴だらけだということだそうです。とにかく、詳しいことはそちらを読んでいただければわかりますが(長文ですが一気に読めます)、その通りだとすればマイクロソフトの基本的な姿勢が問われる大問題です。あたかも「動燃」なみの杜撰さです。こうなったらマイクロソフトがこの問題に関してちゃんとした説明を一刻も早くしてくれることを願っています。そうじゃないとビル・ゲイツは、ただの金儲け一辺倒の拝金主義者というレッテルを貼られるぞ、ってもう手遅れですね(笑)。
●問題は動燃だけか?(97/4/16)
 科学技術庁が動燃を告発しました。とにかく動燃のあまりのひどさには誰もが驚き呆れていることでしょうが、それにしても監督官庁である科技庁も、第三者のような顔で告発して知らんぷりというものでもないでしょう。報道を鵜呑みにするわけではありませんが、伝えられるところによると、科技庁自身がもともと動燃的な体質を持っているそうじゃないですか。そりゃそうですよね。動燃も科技庁の主要天下り先なんだから、同じ穴のムジナであっても、なんら不思議はありません。こういう「トカゲの尻尾切り」的・「臭いものには蓋」的体質こそ、動燃で起きたいろいろな問題と同根のものです。もっともそれを言い出すと官僚も企業もやくざも、日本の集団というのは皆同じなんですよね。結局、告発されているのは日本人自身の持つ体質ということになってしまいます。変えたいよね、こういうの。格好悪いからさぁ。
タイガー・ウッズとマイノリティ。(97/4/15)
 マスターズでタイガー・ウッズがぶっち切りの記録的な優勝を遂げたので、週明けから世界中で大騒ぎですね。特に彼が黒人やアジア人の血を引いている人種的マイノリティであることが、よりこの若者をセンセーショナルに取り上げさせる大きな要因となっているようです。
 確かにゴルフ界では黒人は珍しいですが、カール・ルイスの陸上やマイケル・ジョーダンのバスケットなど、黒人のスーパースターばかりが目立つスポーツ種目はいくらでもあります。今やスポーツ界では黒人こそがマジョリティだとさえ言えるでしょう。タイガー・ウッズの登場は、遅ればせながらも、ようやくゴルフ界にもその波が押し寄せてきたということかも知れません。
 ひるがえって我が(と言って良いのかな?)テニス界はどうでしょうか。かつて、もう20年以上も前に、アーサー・アッシュがウィンブルドンを制したこともありました。しかしその後は、ヤニック・ノアやローリー・マクニールなど単発的にトッププロは現れますが、基本的には白人主体であることに変わりがありません。ゴルフ以上にテニスは黒人の身体的能力の高さやリズム感が生きるスポーツだと思うのですが、これもやはり環境のなせる業なのでしょうか。タイガー・ウッズのような、一気に世界を塗り替えてしまうような新鮮なスーパースターがテニス界にも登場することを期待しているんですけどねぇ。
●宮崎に死刑判決。(97/4/14)
 あの宮崎勤被告に死刑判決が出ました。もうあれから8年が経つんですね。事件が起きた当時は、僕自身子供もいなかったし、どっちかと言うと「おたく」系の知り合いがそこそこいたので、事件そのものよりも、当時巻き起こった「おたく」論争の方に興味がありました。しかし、8年後の今は7歳と3歳の子供を持つ身。可愛い我が子を殺された親の気持ちは痛いほどわかります。被害者の遺族が「死刑なんかでは生ぬるい」と言っていた意味も、今になると理解できます。先日大阪で起きた小学3年生の女の子を刺し殺した事件でも、胸が潰れるような思いがしました。とにかく子供が殺される事件というのは、つくづく身にしみて恐ろしいと感じるようになりましたね。昔から言うように、親になって初めて知る親の気持ち。所詮人間の想像力なんて、我が身に置き換えうることでないと及びがつかないと言うのが情けないけれど正直なところです。もし殺されたのが自分の子供だったら、、、やっぱり犯人は死刑じゃなく自分の手で殺したいでしょうね。そして、逆に自分の子供が宮崎のような犯罪を犯したら、、、被害者の親の気持ちを思うと、自殺したくなる気持ちもわかります。つくづく、法律や道徳のような理屈だけでは感情というのは収まりきらないものです。
 ところで、その後「おたく」による類似犯罪が起きていないようですが、そうすると宮崎の事件は単に個人の問題ということになるんでしょうかね。そのあたりの検証は、またこの判決を契機に週刊誌が大騒ぎして書き立てるのかも知れませんが。僕自身は当時から「おたく」が起こした事件という風に考えるのはおかしいと思っていました。そろそろ、当時「おたく」批判した人たちの意見を改めて聞いてみたいものです。
●Jリーグ開幕。(97/4/13)
 プロ野球に続いてJリーグが開幕しました。もっともついこの前までナビスコ杯をやっていたし、イマイチ新鮮味に欠ける開幕でしたけどね。熱狂的なスタートからもう4年。人気下降は明らかですが、どうやったら盛り返せるのかも定かではないですし、今年あたり正念場という感じです。W杯予選で負けるようなことがあったら、そのまま一緒にJリーグも潰れかねません。ファンをひきつけておけるような好試合・好プレーを期待したいです。
●1面で17人は辛いです。(97/4/12)
 久しぶりに麗らかな春の1日。テニスコートも大賑わいで、なんと今日の参加者は17人。そのうちホームページが縁で参加した人が8人を占めています。こんなにいろいろな人と一気に知り合うことができて、ホームページ大成功というところなんですが、ただ今週はコートが1面。4時間あっても1時間に1回くらいしかゲームに参加できません。今日のように陽気の良い日は、日向ぼっこ気分で待っていられますが、夏や冬だったらたまりません。まあ今日は久しぶりに晴れたということや、4月という一番テニス気分が盛り上がっている時期であるということもありますから、いつもこんな調子で人が集まるというわけでもないんでしょうけど、そろそろメンバー募集のやり方を考え直した方がいい時期なのかな、とちょっと悩んでいます。本当はテニス好きの人を拒むような制限はつけたくないんですけどねぇ。
●残念、中京大中京。(97/4/9)
 春の選抜高校野球で愛知代表の古豪中京が惜しくも天理に敗れて準優勝に終わってしまいました。ラグビーの西陵商に続く愛知県勢の快挙なるかと期待したのですが残念でした。もっとも戦力的には左右のエースを持つ天理の方が有利でしたから、ここまで頑張っただけでも十分だとは思います。中京大中京は、かつて「中京商」時代に夏の甲子園3連覇や史上初の春夏連覇など栄光の歴史を誇る名門でしたが、最近は大学進学に力を入れているので、野球部も弱くなり普通の学校に戻りつつありました。今年から校名も、また伝統のユニフォームも新しくして再出発したところだっただけに、この準優勝は失礼ながら驚きでした。これが名門中京復活となるのか春の椿事で終わるのか、これからの戦いぶりに注目したいです。とりあえずこの後予定されている県の高校野球大会で、中京は1回戦でいきなり東邦と対戦します。ちょっと楽しみです。
●援助交際は売春です、って当たり前や!(97/4/7)
 今日の朝日新聞夕刊の記事ですが、大阪府警が作った援助交際防止ポスターが府教委に拒否されたとか。そのポスターはスーツの中年男性とルーズソックスの女子高生の下半身後ろ姿の写真に「援助交際は売春です。」というキャッチコピーが入ったもの。援助交際は女子高生が小遣い稼ぎにやっているので厳しく取り締まる、としている府警と、あくまでも女子高生は被害者であるという府教委の見解の相違があり、そのためこのポスターの表現が過激であると拒否されたらしいのですが、大人の見解はともかく、当の女子高生に果たしてこのポスターは効果があるのでしょうか?
 「援助交際」という言葉は、女子高生よりオヤジたちが「女子高生を買う」のでは気が咎めるから「援助交際」と言い換えて安心しているだけです。援助交際=売春だなんてこと、女子高生は改めて言われなくても当然自覚しています。そんなことをいくら言ったところで「それで?」と言い返されるだけ。彼女らに言うべきことは「なぜ売春がいけないのか」という説明です。それが明確に、納得できるように説明できない以上、援助交際をする女子高生をとめることはできないと思いますね。
●ヘール・ボップ彗星はどこに?(97/4/6)
 話題のヘール・ボップ彗星ですが、この4月上旬が一番見頃だと言うのに、名古屋地方はずーっと、雨で見えません。1日に一応チラッと見たのですが、その後は厚い雲の向こう。こうしている間にも彗星は地球から遠ざかっていってるんでしょうね。
●プロ野球開幕。(97/4/5)
 ようやく長いオフが終わりプロ野球が開幕しました。昔ほどワクワクすることもなくなりましたが、それでもプロ野球が始まると春が来たなぁ、と思います。今年の注目はジャイアンツのMK砲が一身に集めているようですが、名古屋的にはやはりナゴヤドームでのドラゴンズの戦いっぷりですね。去年惜しいところまでいっただけに、今年は優勝と言う期待がかかるわけですが、正直言ってちょっと投手力・守備力・機動力全て不足していますから苦しいでしょうね。
 ところでイチローとパウエルが揃って今年は4年連続首位打者という大記録に挑みます。過去に張本だけが記録していて、セ・リーグでは長島も王もできなかった大記録ですが、同じ条件なのにイチローに比べてパウエルが全然注目も期待もされていません。大スターであるイチローに比べれば、そりゃパウエルは地味だし所詮「ガイジン」ということもあるんでしょうが、なんだかなぁ、と思ってしまいますね。日本のプロ野球界は、この手の大記録を「ガイジン」が作ることにすごく抵抗感があるみたいで、バースが王のホームラン記録を超えようとした時や、クロマティが4割に挑んでいた時も似たような無視や反発がありました。だから今年は僕はとにかくパウエルを応援しようかと思っています。幸い外野が広いナゴヤドームはパウエル向きだと思うしね。
名古屋だけ?台湾ラーメンの謎。(97/4/3)
 名古屋の中華料理店(高級な店ではなく庶民的なところ)には、よく「台湾ラーメン」というメニューがあります。挽肉と唐辛子とニラともやしが入ったピリ辛ラーメンで、必ず普通のラーメン丼より小ぶりの丼に入ってでてきます。どころが、名古屋では誰でも知っているこの台湾ラーメン、どうやら他の地方にはないらしいんですね。名古屋オリジナルなものなのか、それとも台湾から入ってきて日が浅いために、名古屋以外では知られていないだけなのか?天むすのように全国に普及していくものなのか、ヨコイのスパゲッティや味噌カツのようにローカルで終わるのか。以前の「フレッシュの謎」に続く名古屋の謎です。
●消費税便乗値上げ。(97/4/2)
 今回の消費税引き上げで今まで内税だったのに外税にしたところが目立ちました。いつもテニスの後に行っている喫茶店もその一つですが、これって実質3%値上げということですよね。物価も上がっていないのにずるいです。そんな中、名古屋の有名なディスカウントショップ「アサヒドーカメラ」は、なんと逆に外税だったのを内税に変えて実質値下げをしました。流石というか見事というか。新聞広告でこれを見たときに、これこそ広告すべきことだよなぁ、と感服してしまいました。どんなに綺麗だったり、どんなに面白かったりしても、こういう消費者にとって一番価値のある情報には勝てません。アサヒドーカメラ恐るべし、です。