幹事クリタのコーカイ日誌2026

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10月4日 ● 阪神連覇とCS。

 阪神タイガースが昨年に続きリーグ優勝、球団初の連覇を果たしました。2リーグ制以降で連覇がなかった球団は阪神とDeNAだけ。遅ればせの連覇で阪神の「黄金時代」到来と言って良いのかも知れません。もちろん来季佐藤輝がメジャー移籍してしまったら、どうなるかわからないですが、とりあえず今季の阪神は他チームと一線を画す戦力を有しての優勝だけに誇って良いと思います。

 もっとも開幕前から圧倒的な優勝候補と言われていた割には10月まで決定が持ち越したのはいただけません。もっと早く9月上旬には優勝を決めてしまえるのではないかと思っていましたが、まさかの7連敗を喫するなど9月は大失速してしまいました。8月までの貯金で何とか追う巨人を振り切ったという印象です。ただ未だに本調子に戻っているとは言い難く、これからのCSを勝ち抜けるのかどうかは正直微妙な気がします。

 阪神の勝ちパターンは1番から5番までの5人で点を取って、それを盤石な投手陣で守り抜くことです。ところがこの上位打線が湿ってしまうと、途端に得点力不足になって投手陣を見殺しにしてしまいます。今季はエースの村上が投げる時によくそういうことがありました。村上が優勝を決めた祝勝会で「もっと打って」とスピーチしたくらいです。僕の見る限り、5番までの5人でもっとも不安なのは3番の森下です。一発狙いのフルスイングが魅力ではありますが、それに拘り過ぎているように見えます。3番ならもっとチームバッティングの意識が必要でしょう。また5番大山のように常に一塁まで全力疾走するような生真面目なところが森下には感じられません。今は4番5番のお陰で打てているという感じがします。

 先発の柱がしっかりしている上に、救援陣の層の厚さもある投手陣は盤石に見えますが、後半は安定感に欠けた印象でした。特に心配なのは岩崎とドリスの年齢による衰えと、工藤と木下の経験の浅さです。特に今季途中から急成長した工藤と木下は、まだ修羅場の経験が浅く、これからよりプレッシャーのかかる短期決戦で実力を発揮できるかがポイントになりそうです。

 CSで巨人とDeNAのどちらが勝ち上がるかはわかりませんが、今の勢いならDeNAが有利でしょう。阪神にしてもDeNA打線の爆発力の方が巨人よりも怖いのではないかと思います。いずれにしても日本シリーズではソフトバンクの優勢は揺るがないですから、むしろパ・リーグのCSでソフトバンクが勝ち抜けなかった時が、一番日本シリーズが面白くなりそうです。



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