幹事クリタのコーカイ日誌2026

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9月22日 ● 二度引きの悪癖。

 長年テニスをしていると悪い癖がついてしまうものです。全ての人がそうだとは言いませんが、プロになるような人でも変な癖があったりして、ましてや僕らのようなスクール育ちの「下手の横好き」の愛好家は悪癖だらけです。さすがに指摘されたりしたことは少しずつ直していき、かなりマシになったところもありますが、なかなか治らない癖もあります。そのひとつが「二度引き」をする癖です。

 二度引きというのは、いったんテイクバックをしたのに、さらにもう一度そこから引くことで、当然無駄な動きになります。いくら早く引いても、そこからさらに引き直せばボールに振り遅れることが多く、運動連鎖から考えてもエネルギーをロスしています。テイクバックからフォロースルーまでを一連の動作で行うべきなのに、途中でやり直しをしてしまうのですから、どう考えても良いことがありません。

 二度引きするのは特にフォアハンドストロークとフォアハンドボレーで、この2つのショットは初心者の頃から中心になる技術なので、その頃に癖も身につけてしまったとすると、一番古い頑固な癖ということになります。そりゃあなかなか意識しても完治しないわけです。もちろん頭ではわかっているので、それだけに気をつけて練習をすれば、その時には癖は姿を消します。しかしいざゲームになって必死にボールを追いかけはじめたら、すっかり忘れて相変わらず振り遅れ気味のフォアハンドや当たり損なったフォアボレーを打つ破目になってしまいます。

 ひとつ言い訳をするとすれば、僕がテニスを習い始めたのは1970年代の終わり頃で、当時のフォアハンドの打ち方は、横向きになってまっすぐラケットを引いて、そのまままっすぐ戻して打つという打ち方でした。専門用語を使えば薄いイースタングリップでフラットドライブを打てと教えられたのです。そうじゃないと扱いづらいウッドのラケットではちゃんとラケットにボールが当たらなかったのです。

 二度引きをするのは、まっすぐ引いてボールを待つために、一度そこで動作が止まります。ボールが来た時に打ち始めるのですが、ボールが遅ければ遅いほど、ラケットを引いて待っているところから再始動をしないといけなくなり、それが二度引きの原因になっているのだろうと思います。スクールで中途半端に教わっているので、二度引きの癖を直されることもなくずっと温存されてしまいました。大学生の頃にブームに乗って始めたお遊びのテニスにここまで長くはまるとは全く思っていなかったので、当時はボールを打てれば何でも良かったのです。時を戻せるのなら、18歳に戻ってテニスを基礎からやり直したいものです。



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