幹事クリタのコーカイ日誌2026 |
| 8月20日 ● マムダニNY市長。 アメリカのトランプ政権や、日本の高市政権を支持している人たちを「肉屋を応援する豚」だと揶揄する声があります。どちらも国家主義者で社会民主主義的な福祉政策を目の敵にしていて、庶民の味方ではなく富裕層や大企業の味方なのに、今の社会に不満を抱いている貧困層がこれらの政権を支持をしているからです。トランプや高市は政策的に見て、決して貧困層を救ってはくれない、むしろより搾取する方向に政治を進めようとしているのに、なぜか搾取される立場の人たちが支持している矛盾から、「肉屋を応援する豚」だと言われるわけです。 いまアメリカでは反トランプの立場をとるニューヨーク市長ゾーラン・マムダニが話題です。彼は民主主義を通して社会主義を実現しようとする政治思想「民主社会主義」を掲げて、「金持ちの町」になったニューヨークを変えようとしています。アメリカで社会主義なんて言ったら、以前はそれだけでバッシングを受けていましたが、格差と分断が広がり続けるアメリカでは、富裕層への増税、公共サービスの拡充や、医療や交通、教育への公的投資を積極的に行なうことを目指す姿勢が庶民に受け入れられるようになりました。もう彼らは肉屋を応援しないのです。トランプにしてみれば腹立たしいことでしょうが、マムダニがどこまでこの先に支持を広げられるのか注目です。 ひるがえって日本では高市軍拡によって防衛費が突出して高くなっています。当初予算ベースで2022年度は5兆4000億円だった防衛費は今や9兆9000億円。増えたほとんどの分がアメリカから購入する武器の値段だそうです。古い官舎で苦労している自衛隊員の生活は防衛費が増大しても良くなりません。また増額したその一部だけでも、例えば熊本の避難所のために使っていたら、どれほど多くの人が安全快適に避難生活を送れることか。パフォーマンスだけの被災者に寄り添わない被災地訪問をした高市を見る限り、そんなことは露ほども考えていないと思いますが。「防衛より防災」という災害大国日本ではもっともなスローガンがデモでも掲げられているようですが、そのデモのことすら大手マスコミは報道しません。マスコミも肉屋寄りなのが日本の現状なのです。これでは日本版マムダニが現れても、マスコミが潰してしまって支持が広がらないかも知れません。 |