幹事クリタのコーカイ日誌2026 |
| 8月7日 ● 采配の難しさ。 我が家では、僕が中日ファンですが娘は阪神ファンです。妻のお父さんが熱烈な阪神ファンだった影響か、小学生の頃から娘は阪神を応援していて、最近はグッズを買い込んで応援にますます熱が入っています。中継がある日はほとんど試合を見ていますし、今日は東海地方では中継がなかったので、ラジオをリビングに持ち込んで、僕と一緒に中日戦をラジオで聴きながらの観戦になりました。 今日の試合、初回に阪神は中日先発高橋宏から佐藤輝のホームランで2点をリード。その後は中日投手陣も踏ん張って阪神打線をゼロに封じていましたが、阪神先発の才木が素晴らしいピッチングで8回まで中日打線を2安打と完璧にに抑え込んでいました。このまま阪神が勝つだろうなという雰囲気でしたが、藤川監督は才木を8回で降板させて9回をドリスに任せました。この時点で僕も娘も「それで良いのか?」と疑いました。才木続投ならまず中日は打てない雰囲気でした。2点差あるから続投が一番阪神の勝機が高いはず。ただ7月24日の巨人戦で才木は9回2死までゼロに抑えて完封目前だったのに、ダルベックに逆転2ランを浴びているので、藤川は大事を取ったのかも知れません。 しかしそこでマウンドに送るのがドリスで良いのか?というのが第二の疑問でした。才木の後のドリスでは安定感でかなり見劣りします。せめて売り出し中の剛腕工藤に変えた方が良いのでは、というのが僕と娘の共通見解でした。そして案の定ドリスが炎上します。それでも1点を取られながらも何とか2死までこぎつけたところで中日は代打の切り札"マスター"こと阿部を使います。ランナーは1塁と3塁にいましたが代走樋口が盗塁を決めて2塁3塁になりました。1塁が空いたのでここは敬遠して次の石伊で勝負かと思ったのですが、なんと阪神ベンチは阿部との勝負を選びました。第三の疑問です。中日で一番チャンスで頼りになるのは阿部です。どうせヒットを打たれたら逆転されるのですから、1塁を埋めた方が守りやすいのに、なぜ敢えて阿部と勝負するのでしょうか。 ドリスは阿部にフェンス直撃の2塁打を打たれて中日が逆転しました。9回中日は守護神の松山をマウンドに送って見事な逆転勝ちを収めました。井上監督もいつも采配には疑問点が多いのですが、今日は的中しました。と言うか、誰が中日の監督をやったところで同じ采配をすることでしょう。逆に藤川監督の采配は疑問だらけです。才木の降板、ドリスの起用、阿部との勝負。結果論でしかないと言えばそうですが、とは言え、素人でも疑問に感じるような不利な采配を3回繰り返せばそりゃあ勝てないだろうと思います。 井上も藤川も監督2年目。それぞれ納得いかない采配は多いですが、井上は昨年4位で今季はようやく最下位を脱しての5位。対する藤川は昨年リーグ優勝、今年も首位。ただそれは監督の差と言うよりは単純に戦力の差です。才木、村上、高橋という3本柱の強力な先発投手陣と、1番から5番まで長打も巧打もある勝負強い打者が並ぶ隙のない上位打線。今季セ・リーグの個人タイトルを阪神の選手が独占しそうなほどの勢いです。むしろこれだけの戦力を持ちながら、なぜ独走できずに巨人と競り合っているのか不思議なくらいです。その答えが今日の中日戦で垣間見えた気がしました。 |