幹事クリタのコーカイ日誌2026

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5月31日 ● 今からの投資。

 先日久しぶりに会った年配の女性の友人から「投資について教えて」と言われました。僕は投資歴こそ長いですが、基本的には素人ですし、そこまで市場に詳しいわけでもないのであまり迂闊なことは言えません。その女性は「投資信託だけしている」ということで、個別株に興味があるらしいのですが、そうなるとますます難しいです。

 3〜4年くらい前までは高配当株投資を勧めていました。当時まだ株価が低く、配当利回りが4〜5%くらいある堅実な日本株がたくさんあって、しかもこれからは貯蓄よりも投資だという機運も高まっていました。円安で海外からの資本も入りそうな日本株なら、配当を受け取りながら値上がりも期待できるお勧め銘柄も多かったので、NISA枠を使って買って後は寝かせておけば良いという堅実な銘柄がたくさんありました。でも今のように日経平均が66000円などという水準まで一気に上がってきてしまうと、以前のような高配当株も少ないですし、国際情勢を考えても乱高下は覚悟しておかないとなりません。おいそれと投資初心者に無責任に個別株を勧めることなどできません。

 とは言え、何もしないでいてもインフレに負けてしまいますから、それはそれで考えものです。結局「NISA枠でオルカンに積み立て」という平凡過ぎる当たり前のことしか言えませんでした。それとてどうなるかはわかりませんが、個別株よりは長期で見れば確実性がずっと高いですし、何より手間がかからず簡単です。自分で勉強するのなら個別株も良いですが、他人に聞いて何とかしようと思っている人には、個別株のリスクを引き受けるだけのメンタルは期待できません。

 仮にいま800万円の金融資産があれば、年利4%で回れば年間32万円の利益が出ます。これが複利で増えれば5年で資産は1000万円を突破します。資産が10倍の8000万円あれば5年で1億円超、富裕層の仲間入りです。NISAでオルカンに積立投資なら4%の利回りは現実的に十分期待できます。インフレ率が4%を超えることもあり得なくはないですが、まあインフレに負けない程度の利益は出ます。バリバリ稼げる現役ではない60代の投資は無理しない、でも守り過ぎもリスクになる、という、ありきたりなアドバイスで終わってしまいました。



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