幹事クリタのコーカイ日誌2026 |
| 5月24日 ● 若隆景2度目の優勝。 大相撲夏場所は小結若隆景が大関霧島を優勝決定戦でやぶって、25場所ぶりとなる2度目の優勝を遂げました。大関候補でありながら怪我で幕下まで陥落したところからよくぞここまで復活したものです。実に立派な優勝でした。優勝パレードの旗手は若隆景の希望で兄の若元春が務めました。前回優勝時はコロナ禍でパレード自体がなかったので、今回は兄弟でのパレードができて良かったです。 優勝決定戦の一番は立ち合いで決まりました。立ち合いを見た瞬間に僕は「勝った」と若隆景の勝利を確信したほどです。小柄な若隆景は立ち合いで自分有利にしないと苦しくなります。低く当たって前みつを取って一気に攻め続ける。正攻法で勝つにはこれしかありませんが、若隆景にはこれを続けられる運動神経と足腰の強さがあります。ただ安定して星を残すためには、もう少し駆け引きがあっても良いかなと思います。小兵が正攻法だけでは苦しい相撲になった時に勝つ方策がありませんから。 霧島は今場所優勝すれば2場所連続優勝となり、来場所は横綱挑戦となるところでしたが惜しいことをしました。もし横綱がいない時代なら、優勝、決定戦とくれば来場所は甘い基準で昇進となるところですが、多分そんな気運は盛り上がらないでしょう。大の里と豊昇龍がともに金星配給王となっているのに、今場所平幕に3敗した霧島まで横綱にしたら、ますます金星配給数が増えるばかりです。横綱大関との対戦もなかったのに優勝を逃した霧島の評価はそれほど高くはならないでしょう。 幕内下位では玉鷲が2勝13敗と大負けをしました。玉鷲の十両陥落は決定的です。幕内通算100場所目だった今場所ですが、さすがに41歳がまた幕内に返り咲けるかどうか見通せません。怪我さえなければとも思いますが、年齢的に怪我を克服するのも簡単ではありません。これまで良く頑張ってきたと思います。まだ引退はしないのではないかと思いますが、そろそろ終わりは近いと感じるので寂しいです。 |