幹事クリタのコーカイ日誌2024 |
1月13日 ● 『光る君へ』20分で離脱。 7日に始まったNHK大河ドラマ『光る君へ』。ようやく録画してあった初回を見ましたが、予想通り始まって20分で「もういいかな」と思って見るのをやめました。もともと企画が発表された時点で、見たい要素がひとつもなかったので、見ないだろうとは予想していましたが、あまりにも予想通りのドラマだったので無駄な時間を使うことはやめました。 平安時代の貴族文化ということ自体にそもそも大して興味が湧かないし、NHKのいう「セックス&バイオレンス」も大河でやることではないでしょう。吉高由里子も好きな俳優ではないですし、そもそも企画もキャストも明らかにターゲットが若い女性向けなので、60代のジジイには全く刺さるところがありません。しかも若い女性が大河ドラマを見るのかは疑問なので、これはコケるんじゃないかと思っていたら案の定最低視聴率をマークしたとか。裏に「格付けチェック」が入ってしまった不運もありますが、それにしても、です。 確かに戦国と幕末ばかりを繰り返していてはマンネリだと言われるし、男臭い合戦ばかり見せられては女性ファンは離れるばかり、だから今回は思いっきり女性が好きそうな話にしようという意図はわかります。それにしては冒頭から「ひき」がありません。いきなりユースケ・サンタマリアの安倍晴明で誰が喜ぶのでしょう?地味過ぎます。その後は紫式部と藤原道長の子ども時代がそれぞれに描かれていましたが、まるで朝ドラのスタートみたいでした。早々に見るのをやめても仕方ありません。 去年の『どうする家康』がワースト2の視聴率で、今年は史上最低でスタートしました。来年の『べらぼう』は蔦屋重三郎が主人公ですから、きっとまたそれほど視聴率は高くならないでしょう。個人的には化政文化は興味があるので来年は期待していますが、今年は昔の大河ドラマでも見て過ごそうと思っています。 |