幹事クリタのコーカイ日誌2023

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11月19日 ● 当てるだけの難しさ。

 今日の山本麻友美プロのレッスン会。相変わらずフォアボレーの癖直しをしました。僕は「どうしても」ボレーを大きく振ってしまう癖があるので、山本プロは「どうしても」そこを直したいと考えています。ずっと「どうしても」がせめぎ合っているのですが、今日はまず原点に返って、ラケットを前に出して球出しのボールを打つことからリスタートしました。それでも少し振るので「飛ばそうとしなくていいから当てるだけで」と言われて、本当に足も使わずただ突っ立って当てるだけから。

 次にスプリットステップをして少しだけ強めに当てるだけ。そして今度は足を踏み込んで当てるだけ、と順番に「当てるだけ」のバージョンアップをしていきます。さすがにここまではできました。「それができれば良いです」と言われましたが、問題はフォアにボールが飛んでくるとわかっていればできても、どこに飛んでくるかわからない状態でも踏み込んで「当てるだけ」ができるかどうかです。

 次の段階では山本プロとボレストをします。しかもフォアもバックもランダムに飛んできます。気持ちがフォアに傾いていると何とか「当てるだけ」はできますが、バックボレーへの対応が遅れます。だからと言っていつも通りにバック側で構えていると、フォアに来た時にいつも通りパッとラケットを腕で引いてしまうので「当てるだけ」にならず振ってしまいます。またボール高かったり遠かったりすると、手だけ伸ばして腕を振って打とうとしてしまいます。緊急時ほどこれまでの癖が出るのです。

 正しい形を意識してやればできなくはないのですが、体にまだ全然染み込んでいないので、慌てるとできません。これが40年以上もテニスをして身についてしまった癖です。学生のように毎日テニスをできる体と環境があれば癖の修正もそれほど難しくはないでしょうが、土日連続でテニスをしただけであちらこちら痛くなる60代には、猛練習して短時間で癖を直すことができません。これからも意識してコツコツやるしかなさそうです。



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