幹事クリタのコーカイ日誌2023 |
11月2日 ● 流行語大賞ノミネート。 今年の新語・流行語大賞のノミネート30語が発表されました。いつものことながら選考に一定の偏りがあることが話題になるこのノミネートですが、例年多く選ばれる野球からはWBCがあったにも関わらず「憧れるのはやめましょう」「ペッパーミル・パフォーマンス/ラーズ・ヌートバー」「アレ(A.R.E.)」の3語だけでした。「4年ぶり/声出し応援」は野球に限りませんが、それを含めても4語ですから、WBCの盛り上がりに比べたら抑えめです。 将棋からは「藤井八冠」「観る将」の2語。ジャニーズ関連から「性加害」「NGリスト/ジャニーズ問題」、人工知能を表す「生成AI」「チャットGPT」と、オジサンも興味がある時事ネタも相変わらず強いです。定番のお笑い芸人ギャグからは「I’m wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)」のみ。これも、とにかく明るい安村のネタが再ブレイクしただけですから、いかに最近はヒットギャグがないかの表れかも知れません。 新語・流行語大賞と言えば「知らない」「聞いたことがない」流行語が必ず2つ3つ入っているのも恒例で、今年は「ひき肉です/ちょんまげ小僧」「スエコザサ」あたりがそれでしょう。スエコザサなんて『らんまん』を見ていない人は誰も話題にもしていないです。同じドラマ枠から「別班/VIVANT(ヴィヴァン)」が選ばれていますが、比べ物にならないほど社会への広まり方のレベルが違います。なにかNHKに対して忖度でもあるのでしょうか? ノミネート30語から大賞を予想したいところですが、今年はこれといった流行語がありません。このまま日本シリーズで阪神が優勝したら「アレ」が有力か、もしくは話題になった「蛙化現象」「地球沸騰化」あたりでしょうか。表彰式に来てもらいたいという基準なら「憧れるのはやめましょう」「藤井八冠」あたりも有力です。政治関係なら「エッフェル姉さん」もありますが、それよりも今回なぜかノミネートされていないですが、今の国会でも取り上げられた「増税メガネ」が実は一番大賞に相応しいのではないかと思っています。 |