幹事クリタのコーカイ日誌2023

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7月22日 ● モンゴル勢の強さ。

 名古屋場所は大混戦になっています。千秋楽を前にして3敗で関脇豊昇龍、平幕の北勝富士、新入幕の伯桜鵬がトップに並び、4敗の小結琴ノ若、東前頭筆頭の錦木、東前頭15枚目竜電が追う形です。ただ千秋楽で豊昇龍と伯桜鵬の取組が決まったので、4敗の3人の優勝の可能性はなくなりました。遅咲きの錦木は本当に今場所中盤まで場所を盛り上げてくれましたが、さすがに終盤に3連敗して息切れしてしまいました。残念です。

 千秋楽で北勝富士が錦木と当たりますが、これはやはり北勝富士が有利でしょう。豊昇龍と伯桜鵬は地力ならさすがに豊昇龍です。勢いに乗る伯桜鵬がもしかしたらという気もしますが厳しいのではないでしょうか。伯桜鵬が優勝したら入門以来所要4場所での優勝という大記録をはじめ記録ずくめになりますが、僕の予想では豊昇龍と北勝富士の優勝決定戦になって、豊昇龍が先日負けた借りを返して初優勝と大関昇進を勝ち取るのではないかと思っています。

 それにしてもモンゴル勢の強さです。今場所大関昇進を争った大栄翔と若元春は揃って5敗を喫してしまい場所後の昇進はほぼ絶望です。これで豊昇龍だけが大関になれば、1横綱2大関がモンゴル勢です。大関貴景勝は来場所またカド番でピンチですから、陥落するようなことがあれば、またモンゴル勢が上位を独占することになります。もうどれだけ長い間モンゴル勢支配が続いていることやら。この調子では伯桜鵬が所属する宮城野親方(元横綱白鵬)が理事長になる日も遠くないかも知れません。



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