幹事クリタのコーカイ日誌2023

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7月15日 ● ボーカル1年半の成果。

 昨年2月からボーカルのレッスンを受け始めて約1年半。今日のボーカルの発表会はかなり緊張していました。ひとつには今回歌う2曲のうちの1曲「桜」(コブクロ)がなかなかの難曲で、結局裏声のハモりができず、自分でもまだ未完成であることを自覚しているから、もうひとつは1年半で3回目のボーカルの発表会で、ようやくボーカルの難しさに目覚めてきたからです。

 1年前はまだカラオケ、もしくはのど自慢大会気分で発表会に出ていました。気楽に歌っていたので楽しいだけでした。半年前はライブハウスだったので、緊張よりも楽しさの方が上回っていました。今回は苦手なホールで、しかも他の出演者はフルート、ピアノ、声楽、チェロ、そして二胡と全てクラシック系です。ポップスやジャズの生徒は明日以降の参加がほとんどで、僕だけが異質なのも緊張する要因でした。そもそもクラシックとポップスでは客席の反応が違います。クラシックの人たちはとにかくお行儀が良いのです。

 1曲目は比較的歌いやすいジョン・デンバーの「カントリーロード」でしたが、これまで絶対に間違えなかったようなところで歌詞を忘れてしまいました。それも続けて2度も間違えたのですから、自分で思っているよりも緊張していたのでしょう。発表会で歌詞を忘れたことは一度もなかっただけにショックでした。そしてメインの「桜」。こちらはすでに「カントリーロード」で間違えてしまったことで逆に少し肩の力が抜けたのか、かなり練習に近い感じで歌えたのは幸いでした。もっとも練習で指摘されていたリズムのズレもそのまま練習通りになってしまったのはご愛敬です。

 いつものように点数をつければ「カントリーロード」は70点、「桜」は80点くらいです。歌詞は飛んでしまいましたが、歌自体はしっかり声も出ていたし、表現力もこれまでよりは向上したというか、細かいところまで気を配れるようになってきました。もちろん1年半ではまだまだなのですが、それなりに上達していることを感じたのは成果です。教わっているだけのことはあるなと自分で実感しました。それと今回は「桜」で先生が小渕のパートを歌ってくれたのですが、やはりハモが入るととても気持ち良く黒田の気分で歌えました。音楽は人と合わせると本当に楽しいです。



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