幹事クリタのコーカイ日誌2023

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5月28日 ● 充実の夏場所。

 大相撲夏場所は久しぶりに充実した場所となりました。ここのところ横綱照ノ富士が3場所連続で全休、大関も陥落したり休場したりして、誰が主役か全くわからないような場所が続いていました。今場所は照ノ富士が久しぶりに土俵に上がり14勝をあげて貫禄の復活優勝。そして大関貴景勝も故障をおして千秋楽まで取り切り、勝ち越してカド番を脱しました。千秋楽結びの一番が横綱と大関の番付上位力士同士の対戦になったことも喜ばしいことでした。

 さらに今場所は大関昇進を目指す4人の関脇と、大関復帰を目指して再入幕した朝乃山の活躍あありました。10勝以上で大関昇進が確定する霧馬山は照ノ富士と優勝争いをして11勝。来場所の昇進を確実にしました。今場所霧馬山が昇進できず貴景勝が負け越していたら来場所は大関不在になるところでしたから、相撲協会としても胸を撫で下ろしたことでしょう。

 残る関脇の豊昇龍、大栄翔、若元春も揃って二桁勝ちました。3人とも来場所は大関昇進をかけることになります。豊昇龍はすでに昨年から9場所連続で勝ち越していて、そのうち4回が10勝以上。安定感抜群です。とは言え直近2場所では21勝なので来場所は12勝以上がノルマとなりそうです。大栄翔はここ3場所連続で10勝以上。直近2場所で22勝なので来場所11勝で確定でしょう。若元春は直近2場所で21勝ですから来場所12勝が必要です。3人のうち誰が来場所昇進をつかみ取るか見ものです。

 そして僕が今場所の優勝候補にあげた朝乃山。今場所は12勝で準優勝の成績でした。来場所は一気に上位と当たる番付まで上がってくるでしょうから、いよいよ真価が問われる場所となります。照ノ富士が序二段から復活してきた時は一気に横綱まで駆け上がっていきました。朝乃山はどこまでその力を見せてくれるでしょうか。来場所が今から楽しみです。



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