幹事クリタのコーカイ日誌2023

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1月16日 ● 全豪2回戦に3人。

 全豪オープンテニスが始まりました。フェデラーも錦織も出ていないグランドスラムにも慣れてきてしまいましたが、やはり寂しいものがあります。男子の第1シードはナダル。そしてナダルの山には第7シードでメドベージェフが入りました。お互いにとって厳しい準々決勝になります。第2シードはルード。こちらの山には第8シードのフリッツもいますが、第12シードのズべレフ、そして第13シードのベレッティーニと実績のある選手もいてどうなるかわかりません。

 第3シードは好調が伝えられているチチパス。こちらの山には第6シードのオジェアリアシム、第11シードのノリー、第15シードのシナーなど混戦模様です。そして第4シードにジョコビッチ。昨年は出場できなかっただけに今年は期するものがあるでしょう。第4シードながら大本命です。第5シードのルブレフが強敵ですが、復活を目指すティームがルブレフと初戦で当たるのも注目です。優勝争いは本命ジョコビッチで対抗はナダルとメドベージェフの勝者かと。なかなかグランドスラムで結果が出ないチチパスがどこまで食い下がれるか。アルカラスの欠場が残念です。

 すでにナダルの山に入った日本人男子3選手が1回戦を終えています。第31シードと錦織以来のシード選手になった西岡良仁、そしてダニエル太郎と予選から勝ち上がった綿貫陽介。今回は全員が珍しくシードに当たらなかったというドローに恵まれたこともあって(西岡は当然ですが)、何と3人とも1回戦を勝ち上がったのです。日本人男子が3人もベスト64に進んだというのは記憶にありません。快挙です。

 これまでにツアー優勝の実績もある西岡とダニエルはともかく、グランドスラム本戦初出場、24歳の綿貫が予選を突破してさらに本戦初勝利を挙げたのは素晴らしいことです。相手は世界ランキング59位のアーサー・リンダークネッシュ。いま27歳とツアーの中堅選手として活躍している強敵です。よく勝ちました。次の相手は第29シードの若手成長株のコルダですが、思い切りぶつかっていって欲しいです。



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