幹事クリタのコーカイ日誌2022

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11月16日 ● 河村たかしに学ぶ。

 また河村たかし名古屋市長がやらかしました。これまでも様々な醜態をさらし続けてきましたが、今回はイベントで女性アイドルと記念写真を撮る際に、アイドルが「指ハート」をしている横で「卑猥な意味のハンドサイン」をしたそうです。握り拳の人差し指と中指の間から親指を突き出して、若い女性と一緒に写真に収まるというのは、一体全体どういう神経をしているのか。恥ずかしいにもほどがあります。

 市役所の担当者は「指ハートを見様見真似でやってちょっと間違えたのではないか」と苦しい言い訳をしているらしいですが、そんな訳がありません。74歳のセクハラ常習のジジイが自分のやっているハンドサインの意味を知らないわけはないですし、数年前には指ハートもちゃんとやっていたというネットでの指摘もあるそうです。過去には世界コスプレサミットで17歳の女性声優に抱きついたり、昨年もソフトボール日本代表・後藤希友投手の金メダルに噛みついたりと散々これまでも前科を重ねてきていますから、またやらかしたと考える方が自然でしょう。

 河村たかしの一番恥ずかしいところは、自分がふざけると喜ばれると思ってやっていることです。これは河村たかしに限らず、日本の恥ずかしいオヤジに共通した悪癖ですが、本人は周りを喜ばせているつもりでやっている「おふざけ」が、傍から見たら迷惑な「悪ふざけ」に過ぎず、それも往々にしてセクハラ、パワハラになっていることに気づいていません。周りが笑っているのは気を遣っているだけなのに、それにすら気がつかないのです。

 しかも河村たかしは若い女性を相手にすると余計に張り切ります。自分が相手より立場が上だと思っているので、遠慮しないし偉そうだしセクハラの自覚はないしで、本当に恥ずかしい限りです。それも本人は「フレンドリー」なところを見せているつもりですし、よくセクハラオヤジが使う「愛情表現」だと言いやがります。その言葉自体がセクハラだと理解していません。

 最悪なのは、長年にわたってこういう言動を続けてきたのに、相変わらず名古屋市民の間では人気が高いことです。選挙のたびに圧勝します。セクハラジジイでも市政運営が素晴らしいのならまだわかりますが、そういうわけでもありません。むしろ大村知事のリコール運動の時のように自らのパフォーマンスばかりで市政にはマイナスなのではないかと思いますが、投票率が高いジジババがずっと支持を続けているらしいのです。

 河村たかしに学ぶ唯一のことは、これ以上ない反面教師として、ああいう時代遅れの恥ずかしいジジイにだけはなるまいと思うことだけです。若い頃は「不良ジジイ」「暴走ジジイ」とかに憧れていましたが、もうそういう時代じゃないなぁと改めて確認しました。令和に適応した謙虚で紳士なジジイに近づけるようにします。



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