幹事クリタのコーカイ日誌2022

[ 前日翌日最新今月 ]

10月13日 ● 発表会までのスケジュール感。

 ピアノで発表会に向けて新しい曲の練習を始めたばかりの時は、いつも全然面白くありません。譜面を見てすぐに弾けるなら良いのですが、まずは音符をひとつずつ追いながら音を確認するところから始まるからです。音がわかったら次にリズム。知っている曲ならリズムは把握していますが、それでも間違えて覚えている個所もあったりして、そうなると余計に記憶の修正に手間取ってしまいます。

 頭の中で曲を把握できるようになっても、指はなかなか思うようには動きません。サックスのように単音ならまだ良いですが、メロディとベースやハーモニーを同時に弾くピアノは、両手が連動して動くようになるまでかなりの時間がかかります。難易度にもよりますが、だいたい新しい曲の練習を始めて3ヵ月過ぎる頃に、頭の中で流れている曲と、実際に自分が弾いている曲が徐々に一致してきます。とにかくここまでたどり着くのが本当に大変です。

 ようやく頭の中の曲と実際に弾いている曲が一致し始めたら、練習も演奏家気分になるので少し楽しくなってきます。ここからはテンポを上げて弾けるようになることと、強弱をつけること、そして最後は細かい表現を意識すること。発表会までに最低限ここまでは到達したいラインです。できたら緊張しても弾けるように、さらにしっかりと弾きこんで体に覚えさせる時間があれば良いのですが、大抵の場合は途中で時間切れになって、挙句に発表会の緊張に負けて練習通りに弾けなかった、ということの繰り返しになっています。

 ゼロから始めて3ヵ月で形になって、そこから2ヵ月でほぼ完成しますが、残り1ヵ月あれば弾きこんで仕上げられるのに、その1ヵ月がいつも足りません。サックスの倍は時間がかかっています。なので今回は6月から6か月以上の時間を取って発表会に臨むスケジュールを組みました。12月中旬の発表会まで残り約2ヵ月。ここまではちょっと遅れ気味ですが、何とか食らいついているという感じの進捗状況です。

 今まではピアノのために毎日30分の練習時間を取ってきましたが、2曲練習しているせいもあって多分練習量が足りないので、ここからはもう少し練習時間を増やしてペースアップしていくつもりです。今度の発表会こそ自己満足で良いので、納得できる演奏をしたいですから。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」