幹事クリタのコーカイ日誌2022

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9月19日 ● ボレーは手首を固めて。

 台風14号が近づいてきている今日は月に一度の山本麻友美プロによるレッスン会でした。いつも屋内コートを確保しているので雨でも関係ないのですが、台風で暴風警報が出たらテニスコート自体が閉場になってしまうので、せっかく屋内コートを確保しておいても無駄になります。何とかできますように、という祈りが通じたのか、レッスン会は予定通りに開催できましたが、その後の練習会が始まる前に警報が発令されてしまい、レッスン会で教わったことを練習会で試す機会が失われたのは残念でした。

 今日もテーマは引き続きフォアボレー。以前から書いているように「ラケットが寝る」「手首を使って後ろから前に振る」「フットワークが悪い」という僕のボレーの悪癖修正に取り組んでいますが、なかなか簡単には直りません。とりあえず一番意識しやすい手首に角度をつけてラケットを立てるということをやっていますが、なかなかクリーンにボールに当たらないので、今日はまたそこからチェックしてもらいました。

 まず指摘されたのはラケットを立てているのは良いけれども、まだ腕で振って打っている、ということでした。コースをクロスや逆クロスに打つ時に特に腕を振ってコースを変えているので、打ちたい方向に踏み込んで足で運ぶ、というボレーの基本を改めて言われました。ついつい足がサボる癖が出ています。一本一本、丁寧に足を踏み込んでいくことが大事です。

 次に言われたのは腰から下のボレーで手首が緩むという指摘でした。低いボールでも手首をしっかり固めてラケットを立てて構え、体を低くしてボレーをするのが基本です。僕が手首を緩めてラケットを下に出して打ってしまいがちなのは、マッケンローっぽいと若い頃に真似していた打っていたせいです。ただマッケンローのせいにしていますが、膝を曲げて重心を低くするのがしんどいからサボっているだけのような気もするので、これまたサボり癖です。

 次の注意点は逆クロスへボレーする時にラケットが寝て、後ろから前に手首を使って振る癖が残っているということでした。言われてもみれば自覚があります。本来はラケットを立てて角度をつけるのが正解なのに、特に逆クロスはラケットのスイングでもっていこうとしてしまいます。アドバイスとしては逆クロスを狙う時は少し遠くにラケットを出す感覚だと打ちやすいということでした。体に近いボールはクロスに打ちやすく、遠いボールは逆クロスに打ちやすいです。これはボールのどちらの側面に当てやすいかということなんですが、遠いボールを打つように、わざと少し遠くにして当てれば逆クロスが打ちやすいと逆転の発想を教えてもらいました。

 いろいろと細かくアドバイスをしてもらいましたが、今日言われたことで一番肝心なのはボレーでは手首をしっかり固めるということです。これでラケットが立って力負けしないし、手首を使って振ることもなくなります。あとは何も考えずにそうできるように体で覚えることです。ただ頭と一緒で体も記憶力が衰えているのか、なかなか新しいことを覚えるのに時間がかかるのが60代の難点です。



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