夏季休暇も終わり、そろそろ仕事に戻る人も多いことでしょう。僕も今年はたっぷりと休みを取ったのですが、その割にはあまり休んだ気がしませんでした。と言ってもどこかに旅行に行ったわけではありません。ただ日頃から在宅勤務で家にいるので、休んでもあまり生活は変わり映えしませんでした。さらに周りも休みなので、いつもより逆にいろいろと行事が入り忙しくなってしまって休んだ感じがしないのかも知れません。

　テニスはいつも通りに週２回だったのですが、休暇中に孫を合計５日間預かったのが一番大変でした。３歳になった孫はやりたい放題の年頃なので、付き合っていると本当に振り回されて疲れます。自分の子どもたちも３歳くらいの頃は大変だった記憶はありますが、約30歳若かっただけにこちらにも体力がありました。70歳を超えると孫の相手も体力的に大変だとは聞いていましたが、60歳そこそこでも大変です。

　いつも長い休みの間にたまっている映画を見たり本を読んだりしようと思うのですが、今回も全然できませんでした。じゃあ何をしていたんだろうと考えてみたら、音楽の練習で時間を取られている気がしました。ピアノ２曲、ボーカル２曲、サックス１曲を練習中なので、それをほぼ毎日短時間でも練習しようとすると、それだけで結構忙しくなってしまいます。毎日１〜２時間は音楽の練習です。

　それからYouTube視聴。音楽にせよテニスにせよ、参考になる動画はないだろうかと探すといろいろ出てきます。さらに関連動画まで見ていると時間がどんどんなくなってしまいます。もちろんYouTubeが悪いわけではなく、それだけ面白くて参考になりますし、さらに言えば短時間で視聴できるから助かるのです。「早送り」で映画を視聴する若い世代が話題ですが、僕もこうなってくるとその気持ちがわかります。２時間じっくり腰を据えて映画を見るのがしんどいです。

　そうそう、１か月以上遅れていた大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」が休みの間にまとめて見られたので追いつくことができたのは収穫でした。史実通りに進むのでどんどん笑いが少なくなり凄惨なシーンが多くなってきました。この先の展開もどす黒くなりそうですが、暗黒面に落ちていくダースベイダー的な北条義時も面白いです。