幹事クリタのコーカイ日誌2022

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8月11日 ● 楽譜を買う話。

 音楽を習っている人ならわかると思いますが、楽譜は高いです。しかし曲を練習する時には楽譜が必要です。先生が提供してくれることもありますが、多くの場合は生徒が楽譜を自分で買って用意します。楽譜は何でもいいわけではありません。まず楽器によって違います。ピアノ用かギター用かサックス用か。バンドスコアもあります。またサックス用でもアルトかテナーか。ピアノ用でもソロなのか伴奏なのか弾き語りなのか連弾なのか。ソロでも初級、中級、上級では違ってきます。また同じ曲でもアレンジしている人によっても違います。

 楽譜集は1冊に数十曲収められていて、3000円くらいするものが多いです。お目当ての曲が1曲しかないともったいないですが、その楽譜集の中の曲をいくつも演奏するならコスパはぐっとよくなります。またピアノ用の楽譜を自分でアルトサックス用に移調して書き起こすこともあります。これをするとピアノでもサックスでも使えるので急にお得感が増してきます。1冊の楽譜集で数曲を演奏すると「元を取った」感があります。なので買う時にお目当ての曲以外にも今後演奏しそうなたくさん曲が入っているとちょっと嬉しいです。

 昔は音楽教室を運営している楽器店にたくさん楽譜があったので、その中から選んで買っていましたが、最近はamazonで検索して購入しています。ただそれだとやはり中身を確かめられないので、買ってみたものの「うーん」となることもたまにあります。最近の曲やジャズの定番曲とかなら楽譜も各社から出ていていろいろありますが、僕がよく演奏する70年代や80年代の懐メロはあまり楽譜の種類がないので、とにかくあれば購入するしかありません。

 そこで今回のボーカル発表会のためにヤマハの「ぷりんと楽譜」を利用することにしてみました。ネット上で楽譜を購入してダウンロードできるのですが、1曲単位で購入できるので無駄がありません。その代わり1曲あたり単価は500円前後になるので、データだけで印刷製本運搬などの経費がかかっていない割には高いと感じます。タブレットに楽譜を表示して演奏するスタイルの人も多いですから、そういう人にとっては本よりもデータの方がずっと使い勝手が良いでしょう。僕はタブレットの画面では小さすぎて見えないので、ダウンロードしたデータをプリントアウトしないと辛いです。A3サイズのタブレットでもあれば別ですけど。

 曲を決めて楽譜が用意できたら、ようやく練習スタートです。初見でも演奏できてしまうようなプロや上級者は良いですが、初中級者はコツコツとひとつずつ音とリズムを頭と身体で覚えていくしかありません。曲の形になるまでに結構な時間がかかります。音楽演奏はボケ防止に良いわけだなと思います。



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