幹事クリタのコーカイ日誌2022

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7月24日 ● 逸ノ城初優勝。

 大相撲名古屋場所は逸ノ城が初優勝を果たしました。3敗で並んでいた照ノ富士が貴景勝に負けて決定戦にはなりませんでしたが、仲良しの逸ノ城と照ノ富士の決定戦になったら照ノ富士が有利かと思っていたので、逸ノ城としては貴景勝に感謝しなければならないところです。ただ今場所の逸ノ城は本当に取り口が安定していて、優勝に相応しい内容だったと思います。

 8年前、逸ノ城がデビューした当時は「モンゴルの怪物」を言われ、瞬く間に出世したので、すぐにも大関、さらには横綱にも昇進してしまうのではないかと思っていました。巨体に似合わない運動神経の良い相撲ぶりで本当にこれは強くなるぞという印象だったのですが、取り口を研究されたこと、太り過ぎてダイエットをしたこと、そして怪我などもあって、すっかり平幕の地位に安住してしまいました。

 夏場所をコロナ感染で全休したこともあり、今場所もそれほど期待されていなかったと思うのですが、春場所は好調でしたし、コロナで休んでいなければ実は先場所も活躍していたのかも知れません。何が変わったのかはわかりませんが、往年の怪物が目覚めたのだとしたら、これからまた大関昇進も現実的な目標になりそうです。

 ちなみにモンゴル出身の力士はほとんどが首都ウランバートル生まれですが、逸ノ城は草原の遊牧民出身だということで、デビューした頃にも話題になっていました。チンギスハンの末裔と思うと、改めてそのポテンシャルの高さに期待が高まります。



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