幹事クリタのコーカイ日誌2022

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7月1日 ● 気温のインフレ。

 異常な猛暑が続いています。今日はなんと全国6地点で最高気温が40℃を超えたということで、これは観測史上初めてのことだそうです。群馬県桐生市で40.4℃、群馬県伊勢崎市で40.3℃、山梨県甲州市(勝沼)で40.2℃、埼玉県鳩山町で40.1℃、埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.0℃。常連さんばかりと言えばそうなんですが、海に面していない内陸部での酷暑ぶりが際立っています。

 2000年代前半までは40℃を記録するだけでニュースになっていたのに、 この20年くらいの間に40℃は「真夏あるある」になってしまい、とうとう今年は6月に40℃、そして全国6か所で40℃と記録のバリエーションが増えてきてしまいました。歴代の最高気温ランキングを見てみても、長年トップの座に君臨していた1933年山形の40.8℃を上回っているのは全て2000年以降です。

 ちなみに最低気温の高いランキングもほとんど上位は2000年以降なのですが、地域が最高気温と全く異なっていて1位の新潟県糸魚川市以下、多くが海に近い、しかも日本海側が多いのです。最高気温が40℃なのと最低気温が30℃なのはどちらが辛いのか微妙なところですが、いずれにしてもエアコンなしで過ごせません。もしいまエアコンが故障したらどうやって生き抜こうか思案に暮れるところです。

 テニス好きとしてはこれほどの酷暑となると本当に厳しいというか危険なのですが、幸い明日の名古屋は予想最高気温が34℃と比較的涼しそうです、って、すでに感覚がおかしくなっています。35℃以下なら涼しいと思ってしまうほど気温がインフレしています。テニスするなら望ましいのは20℃台なんですが、そんなことを言っていたら夏の間は2ヵ月以上テニスができなくなってしまいます。なるべく水分と休みをしっかり取るしかありません。「そうまでしてやらなきゃいけないの?」と言われても反論できないくらい21世紀の夏は暑すぎます。



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