幹事クリタのコーカイ日誌2022

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3月24日 ● 三苫の2発でW杯。

 サッカーW杯アジア最終予選。これに勝てばW杯カタール大会への切符が手に入るというオーストラリア戦は後半44分まで0-0の緊迫した状況でしたが、なんとそこから立て続けに三苫が2発ゴールを決めてカタール行きを確定させました。急成長を続けている三苫ですが、あのプレッシャーのかかる場面での2得点は素晴らしいというか、持っている男という感がひしひしと伝わってきました。「半端ない」大迫の穴を埋めるどころか超える存在になりました。

 苦労した最終予選を何とか勝ち上がることができた日本代表ですが、これから本大会に向けても強化が難しいことは想像に難くありません。なにしろこのコロナ禍のご時世ですし、ウクライナなど国際情勢も不安定です。本来ならヨーロッパに遠征したり、南米やアフリカの強豪国を日本に呼んだりして経験を積み重ねていきたいところですが、いろいろな面で難しいでしょう。

 そう考えるとチーム作りには2つの方向性があると思います。これまでの30歳前後の代表経験が豊富な中堅ベテランを中心にしたチームで安定感を武器に手堅くいくか、思い切って25歳以下の東京五輪世代を中心にした若手を起用して、その成長性に賭けるか。試合経験を積んでチーム作りをしていくことが難しいならベテラン勢中心の方が下手なゲームはしないだろうとは思いますが、リスクを取っても伸びていく若手で勝負を挑む方が先があるように感じます。

 三苫をはじめ前田、上田、久保、旗手、田中碧、富安、中山、板倉など東京五輪世代が先発で長い時間出場して活躍するようになれば、アジアで何とか勝つだけというチームではなく、ベスト8以上を狙えるチームにと飛躍する可能性はありそうです。またファンとしてはカタールでそんな若々しい日本代表が見たいと思います。



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