幹事クリタのコーカイ日誌2022

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3月18日 ● 考えるテニスの必要性。

 ずっと足が痛くて全力で動けないので、最近はますます自分は動かずに相手を動かして楽をしてポイントを取るテニスを模索しています。まあ若い頃からそういうテニスが好きなのでロブとかドロップとか打ってはいましたが、昔は単なる楽しみでそういうショットを選んでいたという感じですが、今は必要に迫られてやっているところが違います。

 楽しみでやっていた時は、相手が予想していてもロブやドロップを打つので当然取られてしまいます。単なる遊びで嫌がらせ以上の効果はありませんが、面白くてやっているだけなので仕方ありません。今はポイントが欲しくてやるのでより効果的なタイミングを窺いながら打ちます。こちらから仕掛けている時には深いボールを打った後にドロップとか、それで前におびき寄せてからロブとか、ちゃんと撒き餌をしてから打ちます。

 また相手がすぐにボレーに出てくるタイプなのか、後ろに下がって粘りたいタイプなのかも見極めて、相手が嫌がるショットを選択しなければなりません。自分が打ちたいショットではなく、相手が打ってほしくないショットを選ぶというのは、テニスの基本的な戦術ではありますが、サークルでの仲間内お楽しみテニスとして相応しいかどうかというと、それはまた別問題です。

 同様な問題は前衛へのストレートアタックでもあります。ミックスで女性相手にストレートアタックはしません。ロブで上を抜くか、全く触れないところを狙って打つことはあっても敢えてボディには打ちません。ただ男性相手ならたまには打つこともありますが、いくら前衛がボレー下手でポイントが取りやすいからと言っても全部ストレートに打っていくというのは、よほど勝ち負けにこだわっているか、逆に遊んでいる時にしかしません。

 ただ楽してポイントが欲しい今は、前衛の逆を突くショットは常に狙っています。ずっとクロスのラリーが続くのは足がしんどいので、少しでも前衛に隙があったりポーチに動きそうならストレートに展開して早めにポイントを取りにいきます。これは前衛との駆け引きですから、ロブやドロップと同じ考えです。とにかく自分が走らされる前に相手を動かさないと、こちらがやられるので、いろいろ考えてテニスしています。

 そんなことばかり考えている前に足が痛くなくなるまで休めよという真っ当な意見もいただいていますが、それができたら最初から苦労はしません。それに考えるテニスは身体が万全でもやっぱり必要ですから、この機会にどんどん極めていこうと思っています。



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