幹事クリタのコーカイ日誌2021

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11月23日 ● 「おげんさんといっしょ」第5回。

 NHKには面白い音楽番組が多く、僕は総合のみならずEテレやBSも結構視聴しているのですが、その中のひとつに年に一度のスペシャルである「おげんさんといっしょ」があります。今日で第5回というこの番組は星野源を中心に高畑充希、藤井隆、三浦大知、宮野真守らがレギュラー出演していて、星野の楽曲のみならず様々な音楽を披露します。

 今回の白眉は「パペトーーク!」でした。「ハッチポッチステーション」と「クインテット」という2000年代のEテレで放送していた音楽番組のパペットが登場して当時の番組を振り返るというコーナーで、タイトル通りテレ朝の「アメトーーク!」のパロディでもあります。ちゃんと「カジさん」にも了承を得たと番組内で断っていたように「アメトーーク!」公認のようです。

 ハッチポッチステーションもクインテットも我が家では当時小学生だった娘がよく見ていて、僕は横目でチラチラ見ていただけなのであまり深い思い入れはないのですが、改めて紹介されるとそのクオリティの高さに驚きます。ハッチポッチはグッチ裕三、クインテットは宮川彬良とパペットたちが毎回親しみやすくアレンジした楽曲(ハッチポッチは洋楽、クインテットはクラシックが中心)を披露するのですが、今回紹介された映像を見ていただけでもその凝りようとレベルの高さは子供向けをはるかに超えていました。

 「おげんさんといっしょ」自体が「おかあさんといっしょ」や「サザエさん」などのパロディ番組だけに、こうした企画にも親和性が高いのですが、改めてNHKの音楽番組全般の予算、クオリティ、思い入れ、そして懐の深さを感じました。ただそれからすると「紅白歌合戦」ももう少し何とかならないのかなと思うのですが、あれはあれでということなんでしょうね。



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