幹事クリタのコーカイ日誌2021

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11月15日 ● 出す面倒と貰う嬉しさ。

 この時期の毎年の恒例ネタとなりつつある年賀状問題。やめる、もしくは枚数を減らすということを毎年考えるのですが、結局例年通りに出すという結論になります。やめる理由はいくつでもありますが、なにより手間暇がかかるということが大きいです。何も考えずに既存のデザインで出すだけなら大した手間ではありませんが、長年アイデアを考えて作っているので時間がかかります。再雇用になって大幅に給料もダウンしたので経済的にも節約したいということもありますし、年末の忙しい時期に年賀状にこれほどの手間暇をかけるというのもどんなものかと思っています。

 やめ方も3パターン考えていて、ひとつめはスパッと「今年限りにします」と書いて全部やめてしまう、ふたつめはもうやめても良いなと思える人から段階的に出さないようにしていく、みっつめはこちらから出さずに来た人にだけ返事を出す。ひとつめが一番スッキリしますが、実はやめなくても良いかなと思っている人もいるのでどうしようとか、だったらふたつめという手もあるけどトリアージするのが大変だなとか、みっつめが一番角が立たない感じがするけど、やめるまでにかなり時間がかかりそうだなとか、考えると迷ってしまいます。

 何より出すのは面倒だけど実はそれほど嫌いではないし、貰うのは嬉しいということも結局やめられない大きな理由です。矛盾していますがむしろ毎年届く年賀状の枚数が減ってきていることを憂慮しているくらいです。最盛期には200枚近い年賀状が届いていましたが、今年の正月は107枚と煩悩の数を下回ってしまいました。この調子では来年にも100枚を切る可能性があります。こちらからやめることを心配しなくても先方がどんどんやめてしまっているので、何もしなくても減らせるのです。

 年賀状のやり取りしかしていない人がたくさんいますが、そういう人たちとは年賀状をやめてしまったら完全に縁が切れてしまいます。小学生の頃から約50年にわたって年賀状のやり取りをしている人もまだ数人います。そう思うとなかなか完全にはやめられないなと今年も考えているところです。



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