幹事クリタのコーカイ日誌2021 |
10月3日 ● 楽器の習得時間。 先日の「イッテQ」でみやぞんがバイオリンを習うという企画がありました。全くの素人がわずか3ヵ月で葉加瀬太郎の「エトピリカ」を弾くというもので、バイオリンの先生が通常なら3年かかるというところを本当に3ヵ月で弾いてしまいました。みやぞんの音感の鋭さは以前から番組で披露していたので特別ではあると思いますが、それにしてもバイオリンは難しい楽器なのに凄いなと感心しました。 僕がサックスを習い始めて12年、ピアノを習い始めて10年が経ちました。全くの素人であることはみやぞんと変わりませんが、発表会に出たのは習い始めて2年近く経ってからですし、それも緊張でボロボロでした。少しまともに曲が演奏できるようになったのは3年どころか5年くらいかかったと思います。バイオリンよりはずっと易しいサックスでも楽器を習得するのは簡単なことではありません。 物事を10年も続けてやっていれば大抵それなりに形になるものです。仕事でも10年選手なら恐らく一人前でしょう。なのでサックスを習い始めた頃も10年頑張ればカッコ良くサックスを演奏できるようになると思っていました。ところがすでに12年経ったのに未だにサックスもピアノも納得できるレベルに達していません。いくら学生のように毎日練習できるわけではないとは言え情けないことです。 もちろん少しずつ進歩はしています。昔に比べれば演奏できるようになってきたのは確かです。技術も知識も蓄積されてきていて楽譜に対する理解力も表現力も向上しています。ただだからと言っていきなり「ちょっと何か演奏してよ」と言われて、その場で即興で演奏できるわけではありません。「すいません、3ヵ月ください」と、みやぞんのごとく3ヵ月間の練習期間をもらわないと人前で演奏できる仕上がりにはなりません。 ということで、ピアノもサックスも年末の発表会まで残り3ヵ月弱になりました。ピアノはすでに2ヵ月近く練習していますが、サックスはまだ始めたばかり。どこまで年末に仕上がっていることやらです。 |