幹事クリタのコーカイ日誌2021

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8月19日 ● ワクチン接種は感染拡大に追いつくか。

 一時期はかなり進んだように見えていたワクチンの接種ですが、急にワクチン不足になってしまい、自治体への配分が減らされたり、職域接種が中止になったりして「打ちたくても打てない」人が多数待っている状況のようです。僕自身は2回目の接種が終わったのでちょっと安心ですが、周りを見渡してもまだ接種が終わっていないという人がたくさんいて、そういう人たちの不安な気持ちも伝わってきます。

 ワクチン接種が進むにつれて様々なデータも出てきているようですが、それを見れば接種率を上げていけば、それだけ感染拡大は起こりにくくなり、医療への負荷も軽減されていくことは明らかです。新型コロナの集団免疫は70%以上と言われているようですが、それを目標に少しずつでも接種率を上げていく努力を政府は全力でしてほしいし、自治体も国民も協力して進めていくことが大切だと思われます。今や感染拡大とワクチン接種のどちらが早いか競争になっているのですから。

 友人知人と話していてやはり心配になるのは、多数の人と接触しなければならない職場の人たちです。高齢者や障がい者の施設、宿泊、飲食、寮などに勤務する人には少しでも早くワクチン接種を進めてほしいと思います。また店頭での接客業も同様です。僕も最小限にとどめているとは言え、ショッピングやランチ、喫茶に行きますから、そういうところで働いている人たちのどれだけがワクチンを打っているのか心配になります。

 さらにあと2週間ほどで子どもたちの夏休みが終わります。デルタ株は子どもへの感染も報告されているらしいので、学校の先生にワクチン接種をするのはもちろんのことですが、校内での感染対策がどれほど徹底できるのかも不安材料です。子どもを通じて家庭内感染が広がれば、地域まるごと一気に感染が拡大します。インフルエンザのように感染者が一定数出たら学級閉鎖や休校などの措置を取るというような対応は決めているのでしょうか。2学期が始まったら感染も拡大したとならないことを願うばかりです。



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