オリンピックの男子ゴルフ。松山英樹が優勝争いに加わっていたので、どうしても他の競技よりも気になってしまい、２日目からずっと注目して見ていました。最終日の今日も最終組でスタートし金メダルも狙えるかと期待していたのですが、前半でシャウフェレに引き離されてしまい、８位タイまで後退した時には「これまでか」と思いました。しかしそこから後半じわじわとまた上がってきて14番で１打差の単独３位まで戻しました。

　惜しかったのは今日はパットの調子が悪かったことで、ロングパットはまだしも他の選手がポンポン入れているような距離も松山は外してしまっていたのでスコアがなかなか伸びません。特に１打差にしたあとの15番の返しの１メートルのパーパットを外してボギーにしたのが後々響きました。それでも最終18番のバーディパットを沈めれば単独３位で銅メダル獲得だったので、ここで決めてくれと思いましたが、これもまた入らずに15アンダーの３位タイ。なんと銅メダルをかけて７人でのプレーオフにもつれこんでしまいました。

　先にスタートした４人が全員パーだったので、松山がバーディなら３位になれると思ったのですが、セカンドショットをミス。結局ボギーで脱落してしまいました。２日目からずっと見ていたのでプレーオフに残った他の選手たちも馴染みができた選手ばかりだったので、さて誰が銅メダルになるかと思っていたら、NHKがいきなり中継を中止してしまいました。まだマキロイのパーパットが残っていたのに、そんなことは知ったことではないという中継終了はさすがに腹が立ちました。

　もちろん日本人選手の活躍を見たいのは当然ですが、だからと言って他の国の選手のプレーには興味がないというわけではありません。特にゴルフはテニスと並んで知名度の高いトッププロが参加している競技なのですから、せめてプレーオフの決着がつくまでは中継してもらいたいものでした。最終的には台湾の潘政�jが最後にコリン・モリカワとのプレーオフを制しましたが、アジア系対決になったのですから本当に最後まで見せてもらいたかったです。