幹事クリタのコーカイ日誌2021

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7月20日 ● ジャスコ林の前途多難。

 「東大王」を卒業してタレントに転身したジャスコこと林輝幸。東大王に出なくなって「Qさま」など他のクイズ番組に出始めました。クイズプレーヤーとしての実力はそれなりに高いと言うことは認めますが、ピンのタレントとしてはどうなのかというと、かなり不安でしかありません。もともと素直でちょっと天然なキャラなのに、ちゃんと場の空気を読んでバラエティの現場でうまく振舞うのは大変だろうと思います。

 これまでは「東大王」というファミリーの中で、ヒロミと山里亮太という手練れがうまく料理してくれていたから良かったのですが、ひとりでアウェイのバラエティに放り出されたらどうなのか。「Qさま」でもクイズでの活躍はそこそこで凡ミスもしていましたが、間違えたことに対してイジリはないし、何より番組内で誰も「ジャスコ」と呼びませんでした。やはり他局でつけられた渾名だからでしょうか、MC陣と距離があります。

 さらに「今夜はナゾトレ」「潜在能力テスト」とフジテレビにも進出しています。今日の「潜在能力テスト」ではドラマ名を答えるところを曲名を答える凡ミスをするなど、相変わらずジャスコはジャスコだなと思いましたが、そこを笑いに変えるイジリがまだまだ遠慮がちでした。最初に問題のレベルを「簡単だな」と高飛車な態度に出ているのですから、間違えたところで思いっきりイジって欲しいところですが、若林のような紳士的なMCではいきなりは難しいでしょう。

 これからも各局のクイズ番組を周回していくのでしょうが、どこまでバラエティタレントとしての爪痕を残せるのか、この周回中が勝負だと思います。伊沢のような圧倒的なクイズ力があるわけではないですし、カズレーザーのようなトーク力もありません。相性の良いMCにはまれば良いですが、今のままではクイズタレントとして生き残るのは大変だろうと思います。ただYouTubeを見ると、彼の目標は単なるタレントではないようですから、今のタレント活動はゴールへの過程に過ぎないのかも知れませんが。



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