幹事クリタのコーカイ日誌2021

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6月22日 ● 上手に汗をかく。

 汗をかくと言っても比喩的な「頑張って働く」という意味ではなく、文字通りに暑さで汗をかくことの話です。と言うか、これからの季節の熱中症対策、もっと言えばスポーツをしている時、とりわけテニスをして汗をしっかりかいて熱中症を防ごうという話をします。

 僕のサークルでも夏の初めの暑い日に時々熱中症になってダウンするメンバーがいます。大抵は暑さに負けないぞとばかりに張り切ってテニスを始めて30分くらいでフラフラになっていますが、原因は水分摂取を怠ったことと、汗を上手にかいていないせいです。水分摂取はよく言われるように喉が渇いてから飲んでいては遅いわけで、始める前からきちんと電解質の水分(ポカリスエットやアクエリアスなど)をこまめにしっかりと飲むことが大事です。

 水分をたくさんとれば汗もたくさんかけます。汗をたくさんかいて皮膚から蒸発させて体表の温度を下げれば熱中症を防げます。汗を上手にかけない人というのは日頃から汗をかいていないために汗腺が汗を作れなくなっているそうなので、まずは暑さに慣れながら汗をかく能力を高める必要があります。「女優は汗をかかない」はこの逆の能力なのでしょう。

 汗をかけるようになったら、体表を濡れたまま放置しておくのではなく、しっかり汗を拭き取ってまた次の汗をかいて蒸発させるようにしていく必要があります。ウエアも汗で濡れたまま着ているよりはこまめに着替えた方がより理想的です。と言っても男性はベンチでパッと脱いで着替えられますが、女性はなかなかそうはいかないのが難しいところですが。

 いま熱中症対策で怖いのはマスクです。先日も子どもがマスクをしたままた走って亡くなってしまった事故がありましたが、マスクは熱中症予防には逆効果でしかありません。テニスは物理的な距離を取ってできる競技ですから、マスクを外してプレーする方が理に適っています。リスクの低いコロナのための対策をして、よりリスクの高い熱中症になってしまっては何のためにしているマスクなのかわかりません。

 以上の話は前にも書いたような気がしますが、夏至も過ぎていよいよ本格的に熱中症の季節がやってきます。改めて気をつけたいと思います。



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