幹事クリタのコーカイ日誌2021

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6月20日 ● 峯岸みなみの落とし穴ドッキリ。

 昨日のフジテレビの「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」のメインは峯岸みなみが卒業コンサートが終わったステージ上で落とし穴に落とされるというものでした。なにせ本番のステージに落とし穴を仕込んでおくのですから、峯岸サイド、AKB48サイドの全面協力がないと無理な企画です。一応コンサートが終わってから現役メンバーとの記念写真を撮影するところで落とし穴に落ちるという演出になっていましたが、晴れの卒業コンサートになかなかできることではありません。

 それでもその無理の代償というか、バーターでかなりの尺を取って卒業コンサートの模様をたっぷり放送し、さらにMCの東野幸治が「バラエティの世界へようこそ!」と最大級の扱いで峯岸を主役に立てていました。このあたりはアイドルを卒業してバラエティ界に本格参戦していく峯岸のためにAKB48サイドも本気で送り出したということでしょう。

 それにしても今やバラエティの世界でのアイドルの生き残り競争は苛烈になってきています。大昔の森口博子や井森美幸、山瀬まみらが「バラドル」として売れた時代とは比べものになりません。まだ当時は女性の芸人も少なかったので、売れなかったアイドルが女性の賑やかし枠として出ることに新鮮さがありました。今では女性芸人も数多く、そこにアイドル、グラビアアイドル、アナウンサー、モデル、ユーチューバー、アスリートなどがひしめきあって戦っています。

 トップにいるのは峯岸みなみの盟友でもある指原莉乃で、彼女はすでに冠番組を複数持つモンスターになってしまっていて、今さら体を張ることもなくMCで悠々と大海を泳いでいます。指原に続くポジションに小島瑠璃子がいて、壇蜜、田中みな実、藤田ニコル、みちょぱ、ふわちゃんあたりも良いポジションを取っています。ロケや体を張ったバラエティなどはアイドル芸人モデル女子アナアスリート入り乱れての群雄割拠。ここに峯岸も割って入っていくわけで、元AKB48一期生という肩書と人脈を最大限に活用しても大変だろうと思います。

 ただ昔と違って今は動画配信にSNSとテレビ以外の媒体があって、しかも若い世代はテレビよりもそちらを見ていますから、テレビのバラエティだけが戦場ではありません。音楽がCDよりも配信にメインストリームが変わっていったように、バラエティもテレビがYouTubeにいつ主役の座を奪われても不思議ではなくなっています。戦場が変われば戦略も変わってきます。知恵が必要です。



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