幹事クリタのコーカイ日誌2021

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4月20日 ● またも無意味な時短要請。

 愛知県にも今日から5月11日まで「まん延防止等重点措置」 が出ました。それに伴って名古屋市内の飲食店に夜8時までの営業時間短縮要請が出されました。飲食店を経営されている方たちは本当に大変です。何回も書いているようにコロナは時間に関係なく昼でも夜でも感染していくのに、なぜか毎回夜間の営業だけを目の敵にして時短を要請していますが、行政は他にやることがないのか不思議です。「やってますよ」感のパフォーマンスとしか思えません。

 百歩譲って飲食店での会食が感染を広げているという理屈は受け入れてもまだ良いですが、なぜか名古屋市営のスポーツ施設も夜8時までの時短営業となります。前回の緊急事態宣言の時もそうでしたが、これこそ謎の時短です。スポーツ施設で換気もしないで密になって喋っていれば確かにリスクは高いでしょう。しかし屋外施設で密になりようがないテニスコートまで時短にする意味はありません。しかも夜6時半からスタートして8時半までなのに最後の30分だけ短縮って、単なる時間合わせです。8時を過ぎるとコロナのウィルスが急にどこかからやってくるとでもいうのでしょうか。

 さらに腹が立つのはこの30分はあくまでも自粛の要請なので料金は返してくれないのです。自粛したくないと言っても強制的にやめさせておいて料金はそのままって完全にぼったくりです。前回もそれで我々は都合6回3時間分も料金をピンハネされました。裏路地の怪しいバーに入ったならともかく、行政からこういう詐欺まがいの被害を被るというのは明らかにおかしいです。料金を返すか時短を強制しないかどちらかでしょう。

 こうして文句は言ってもちゃんと感染リスクを考えていろいろと気をつけて過ごしていますが、実は今回は名古屋市内だけの時短要請なので、飲食もテニスも市外に逃げることができます。名古屋市外は夜9時まで営業していいことになっているからです。きっと夜8時になると突如やってくるコロナウィルスですが、市境を超えることができないと行政からは考えられているのだと思います。ウィルスは超えられなくても感染した人は簡単に市境を超えていきますから、きっとこんな措置ではどんどん市外にウィルスが拡散していくのでしょう。



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