幹事クリタのコーカイ日誌2021

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2月2日 ● プライベートレッスンのメリット。

 いま僕はテニス、サックス、ピアノと3つの習い事を10年以上続けています。そしてどれも大手のスクールではなく、ほぼプライベートレッスンです。テニスは完全に個人的な繋がりのプライベートですし、サックスは先生が法人に教室を借り事務的なことを委嘱している形で、レッスン自体には何の制約もありません。ピアノは先生ひとりの個人経営の音楽教室ですから規約はありますがレッスン自体はかなりプライベートに近い形です。

 昔はテニススクールに通っていたこともありますし、サックスもピアノも最初は全国チェーン展開している大手楽器店の音楽教室でした。きちんとしたスクールというのはもちろんそれなりにメリットもあります。設備が立派ですし、事務的なことはしっかりしていますし、大掛かりなイベントもあります。スクールに通っている生徒も多いので、生徒同士の交流も生まれます。僕もテニススクールや音楽スクールで年下の友人ができたのは嬉しかったです。

 反面、組織が大きいと融通が効かないことは多々ありますし、組織や設備を維持運営するためのコストがレッスン料に付加されてくるので、レッスン内容や時間に対してのコスパが悪いことは否めません。自分が払っているレッスン料の何割が先生の手元に残るのかと考えると、ちょっと残念な気持ちになります。

 プライベートレッスンではそのあたりが全て逆になります。何より自分と先生とで話し合ってレッスンの内容や方針を決めていけるのが良いところです。またレッスンの日時も相談できるので、忙しくて行けなかったとか振替ばかりで消化できないということもありません。初心者なら決められた画一的なカリキュラムでレッスンを重ねていくのも良いと思いますが、10年以上も習っているとある程度はこちらのやりたいこともはっきりしてくるので、僕の場合はいまの形式が合っているんだろうなと思っています。

 それになにより習い事は先生との相性が一番大事です。過去には人事異動で相性の良い先生が変わってしまう残念な思いも経験しました。先生を自分で選んで教えてもらうプライベートレッスンは、そういう意味でもベストだと思います。


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