コロナ第３波で在宅勤務がさらに増えているそうです。僕は３月からすでに９か月も在宅勤務を続けていて、この間に出社したのは数回、しかもオフィス滞在時間は全て1時間程度でした。ほぼ99％在宅勤務と言っても良いでしょう。最初に在宅勤務を始めた時には２週間かせいぜい１ヵ月程度のことかなと思っていたので、こんな事態になってびっくりです。

　在宅勤務にはメリットもデメリットもあると思いますが、僕にとってのデメリットは運動不足になることと、オフィスの複合機が使えないので、たまにプリントアウトをしたりコピーを取ったりしたいときに面倒ということくらいです。年賀状のこともあるので家の古いプリンタを最新型に変えようか迷っているところです。

　メリットは本当にたくさんあります。何より自由時間が増えたことが一番。通勤時間がないだけでも大きいのですが、家にいることで手空き時間が有効に使えるので、いろいろとはかどることが多いです。朝が１時間くらいはゆっくりできるようになって寝不足にもなりませんし、物理的にオフィスという空間に縛られないメリットの大きさは相当なものです。

　また気を遣う人付き合いが減ったので、精神的にも楽になりました。心身ともにリラックスできているのは健康に良いし、もちろんコロナ対策で手洗いしてマスクをして換気をしているので風邪もひきません。この９か月で一度たりとも発熱したとか頭痛がするとかもありませんでした。以前なら月に一度くらいは必ずそういう体調不良があったのですが、ちょっと調子が悪かったのはインフルエンザ予防接種をした後の数日間だけでした。

　残業代はなくなったものの、家から出ないので外食費や交際費もやはりゼロに近くなりました。また通勤用の服や靴なども買わなくなって被服費も激減しました。ショッピングは必要なものをamazonでポチるだけで、街を歩いていての衝動買いがなくなったのも節約になっています。

　心と体と財布に優しい在宅勤務。特に趣味が多い人間には良いことずくめです。会社の方針は今後も在宅勤務が基本ということなので、これなら60歳以降も何とか働き続けられそうです。