幹事クリタのコーカイ日誌2020 |
10月13日 ● 筒美京平マイベスト。 作曲家の筒美京平が亡くなりました。日本の歌謡史における売上ナンバー1の作曲家です。そして全盛期が1970年代〜80年代と僕の青春時代に重なるだけに、彼の手による思い入れのある楽曲が数多くあります。単なる歌謡曲ファンとして個人的な筒美京平マイベストを挙げておきます。 『また逢う日まで』(尾崎紀世彦) 1971年の曲。小学生の頃にドはまりした曲。よく物真似して歌っていました。人生で初めて気に入った歌謡曲であり、最初に物真似をした曲です。 『女性』(南沙織) 南沙織のファンでした。デビュー曲『17才』をはじめほとんどのヒット曲を筒美京平が作っていてどれも好きなのですが、その中でもシンシア全盛期の1974年に発売されたこの曲は、作詞の有馬三恵子の繊細な歌詞が中2の僕の心に刺さったシンシアのベストソングです。 『木綿のハンカチーフ』(太田裕美) 太田裕美のファンでした。どれも素晴らしい曲ばかりなのですが、やはり1975年のこの曲でしょう。松本隆とのコンビの最高傑作がこの作品だと思います。日本の歌謡史に燦然と輝く金字塔です。 『セクシャルバイオレットNo.1』(桑名正博) 歌謡曲とロックの融合という点ではこの曲は忘れられません。これも松本隆との作品で、さらにCMソング。1979年の作品ですが80年代のトレンドの先駆けとなったような曲でした。 『君だけに』(少年隊) 少年隊はジャニーズの究極形だと思います。その楽曲をほとんど筒美京平が作っていましたが、その中でもこのバラードは究極中の究極で、ジャニーズ史上最高傑作と言ってもいいでしょう。どれだけカラオケで歌ったことか。 『抱きしめてTONIGHT』(田原俊彦) 田原俊彦は僕と誕生日が20日しか違わないのでデビュー当初から近藤真彦よりも近しいものを感じていました。彼のベストパフォーマンスはやはりこの曲をおいてないでしょう。トシちゃんっぽくカラオケで歌うと気分は最高です。 『AMBITIOUS JAPAN!』(TOKIO) 21世紀になっても筒美京平健在を示した一曲でした。TOKIOの代表曲になるとともに、なかにし礼との大御所コンビでこれほど若々しい曲を作れることを示したのも素晴らしいです。 他にも新御三家や麻丘めぐみ、浅田美代子、岩崎宏美、石野真子、松本伊代、小泉今日子、中山美穂などのアイドルソングには特に思い入れが深いのですが、それをも挙げだすととても止まらないので、以上7曲にしておきます。僕の青春時代を彩ってくれたことに感謝しかありません。ご冥福をお祈りします。 |