愛知県営コートも名古屋市営コートも５月末まで休止になっていますが、その先の夏のコートの抽選申込みはありますから、いまコツコツとＰＣで申込の入力をしています。県営コートはサークルのメンバー20人以上で手分けして入力しているので、僕はその取りまとめをするのが主ですからまだ楽です。自分の分担分を入力して、後はみんながちゃんと入力をしているかチェックして、抽選結果が出たらそれを確認してという一連の作業で毎月2時間程度で終わります。

　問題はメインとなる市営コートの抽選申込みで、こちらは自分ひとりで全ての作業をしていますから、2時間ではとても終わりません。その倍くらいの時間をかけてコツコツと時間を見つけて入力をしています。もちろん誰かがやらなければコートを確保できないので仕方ないのですが、それでコートが思ったとおりに当たればその苦労も吹き飛びますが、当たらなかったら「徒労だったか」とがっくりします。

　でももっと虚しいのは、ようやく当たったコートなのに使わなかった時です。せっかく取ったのに人数が集まらずにキャンセルをしたとか、人数も集まっていたのに雨で中止になったとか、こういう時の徒労感は単に抽選が外れた時よりもはるかに大きいです。あんなに苦労して何とかコートを確保したのにと思うと、時間と労力を返してくれと言いたくもなります。

　４月上旬から今月末までコロナ対応で公営コートが休止になって、取ってあったコートが全てキャンセルとなりました。２ヵ月分のコートを確保するために費やした時間と労力は膨大なものです。お役所はいとも簡単に休止にしてくれますが、何回も言うようにテニスコートでの感染事例なんて聞いたことがないし、本当に屋外コートまで休止にしなければならなかったのか、他の対応方法はなかったのか、改めて検証してもらいたいものです。次の冬にまたコロナが流行した時に安易にコートを休止にするのは勘弁して欲しいので。